僅かに感じとった偶然
約半年ぶりの更新である。
年も明けた。
脳内を可視化するのが好きで、文章を書くことも好きで、基本的にはTwitter(私は意地でもTwitterと呼び続ける)に吐き出しているのだが、今日はなんだかTwitterでは収まらない気がして久しぶりにnoteを開いた。
2023年は一言で言えば出会いと別れの年だった。
確か昔の記事で書いたことがあるようなないような...書いてる今確認ができないのだが約7年引きずって同棲まで持ち込んだ男と、2年程一番仲良くしていて私のことを一番の親友と言っていたくせに多方面に私がソープで働いていることをバラしていたADHDASDダブルコンボ女と縁を切った。
確か2件とも初夏の出来事だったかな。
その後、悪い縁を切れば良い縁が入ってくると感じた出来事が起こる。
7月あたりにダブルコンボ女とノリで入れた某マッチングアプリ。
暇な時に開いて知り合いいないかなあとか思いながら適当にスワイプしていた。
私は何度も某アプリを入れたり消したりしている。
理由は分かりやすくてキモいヤリモクが多いから。
私は純粋に散歩飲み相手を探していた。
ちなみにこの7月時点で私のプロフィールは「『ぎゅーひたい笑』とか『いちゃいちゃしたい笑』とか言う人はメッセージ送ってこないでください。気持ち悪いので。」みたいな感じだったと思う。
ある日、スーパーライクが届いた。
見ると香水と邦ロックが好きな二個下の男の子。
私も結構な香水好きで音楽も好きなので、話しあいそうと思ってライクを返した。
アプリではずっと香水の話をしていて、アプリだとスクリーンショットが送れないからという訳で連絡先を交換した。
そこからプライベートな話をしていると、まさかの私が辞めた大学の在学生だった。
確かのその日のうちに通話もした。
思ってたより低いけど落ち着く声だった。
そこからのんびりLINEを続ける日々。
私は友人と居酒屋で飲んでいた。
私はまだ飲みたかったが、友人が帰ると言ったので彼に電話をかけた。
「うち来てや〜飲もうぜ!」
みたいなことを多分言ったんじゃないかな。
彼は車を飛ばしてうちに来てくれ、乾杯したが私も泥酔状態なので1時間ほど一方的に自分語りをして彼を放置して寝た。
今考えたら呆れて帰られても襲われてもおかしくない状況だったと思う。
次の日目覚めたら彼はしっかり床で寝ていた。
一方的に呼び出して自分語りして放置して寝て何やってるんだ私...てか二日酔い...となっている私に「スタバ行ってくるけど何かいる?」と言ってくれる彼。
この辺りで気付いた。
この人、初対面なのになんか幼馴染みたいな、昔からの知り合いみたいな感じする。
家に呼んだ時私がお酒が入っていたとかそういうの関係なくそう感じた。
私は結構八方美人なので取り繕う方だが、この人にはそういうの必要なく素でいいな、と思えた。
私が都会の方に住んでいるので、飲み帰りとか次の日早くて大きい駅に行かないといけない時とか暇な時に彼は家に来てくれた。
大体泊まりだが私の家に布団が2組あるので寝る時は別々。
一度私が酔ってて「一緒に寝る?」みたいなことを聞いた時、「こっちで寝るからいいよ〜」と言われた。
一つ印象的なエピソードがある。
私は晩酌するのが好きなのでいつも付き合ってもらっていた。
ある日、いつものように晩酌をしていて深夜3時。
「お腹空いたー!ハヤシライス食べたい!」
と私が言ったら彼はすぐスーパー行くか〜と言って材料を買って作ってくれた。
当時の私は気付いていなかったけど、この辺りから少しずつ彼のことを意識していた気がする。
男友達にも電話で「私、付き合ったり結婚するなら◯◯君みたいな人がいいんやと思う」とも話していた。
この男友達は私が一番仲良い男の子で、お互いにお互いの話をしていたし気が合いそうだと思ったので3人で飲む機会を設けた。
居酒屋3軒ハシゴして、カラオケに行って解散。
私と彼は一緒に私の家に帰った。
男友達とその彼女の話から「ソープ嬢と付き合える?」という話に発展した。
彼も私がソープで働いているのは知っている。
色々話した結果、彼の結論は「俺は別に大丈夫かなあ」だった。
引き続き恋愛系の話をしていると彼が言った。
「◯◯ちゃんみたいな人と付き合いたいわ〜」
鈍感な私は何にも気付かない。
話を進めていると
「◯◯ちゃんが良かったら付き合いたいくらいやわ」
ここで初めて口説かれていることに気付く。
「別に嫌じゃないけど」
と答え、交際が始まった。
アプリで知り合って約2ヶ月の話だ。
料理も上手いし、察しは良いし、甘やかしてくれるけど可愛い一面もある素敵な彼氏。
私の方が歳上だし稼ぎもあるのにクリスマスディナーの会計を私がトイレに行ってる隙に済ませてくれていたのが嬉しかったな。
先述の男友達含め、私の友達とも仲良くしてくれていて年越しも私の友達3人と彼氏との5人で過ごした。
これからどうなるかは誰にも分からないけど、今年はいっそう彼氏のことを大事にしようと思う。