つける薬/週刊「移民国家ニッポン」ニュースまとめ(23.10.8-23.10.14)
今週注目したのはやっぱりこの話かな。
ニュース本体以上に、この判決に反発する「話が通じる気がしない」勢が可視化されるインターネット。今までもこれからも、そういうひとは居なくならない。とはいえ、地道な教育以外につける薬って無いものかね。
まあ世界共通の話なんだけど。
■差別が現在進行形で可視化されている・ような気がするけどそれは本当なのか。と思い続けているクルドの話、ぽつぽつと記事が増えてきています。地元ローカル紙の、イベントレポートの形を借りたやつとか。
ページ分割&複数回掲載で筆者の主張が最後まであきらかにされない構成の記事とか。
これまでアオり立てる先鋒だった媒体が急に真顔になってるやつとか。
■急に。という意味では急に出された条例とかありましたが、あれも根本には「他者が有する基本的人権」の意味を理解していないから、真顔で言い出せるんだと思います。
急に人手が不足するはずはなく
急に猫なで声を出しても意味はなく
ましてや「制度さえあれば魔法みたいに人が現れる」話とか、文字通り噴飯もの。え……そう思いません?
■今週のその他ニュース
最後の方に並べた「不法残留」とされる労働力、背に腹は代えられないから雇用して「不法就労助長」と呼ばれるわけですが、出頭するインセンティブの設計とかすればハッピーになるんじゃ。みたいな発想に至る日はいつか来るんですかね。
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