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週刊外国人就労関連ニュースまとめ(19.12.29-20.1.4)

年末年始は本まとめで採り上げるようなニュースが少なく……というのは果たして本当ですか、伝える側の恣意によってニュースの有無が決まるんじゃないですか、とか面倒なことを言いがちな私だし昨年最終更新時に1年のまとめはまた別エントリで。って嘘ついたうえ、新年あけちゃったからもういいんじゃないかなー。って自分に甘いことでは定評ある私だけど本年もどうぞよろしくね(=トリセツ式あいさつ)(サムネイルの写真はベンガル数字の4は俺たちには8にしか見えない、と言いたかっただけ)。

■毎日新聞の記事をあまり紹介しないのはすぐ有料って言い出すからです。と過去に何度か言及した通りで、登録すれば月〇本まで読めるよ、ぐらいの設計にしないと貴紙の記事を引くインセンティブが無いと思うの。

たとえばこの記事、投げかけているトピックの重要さと、その投げかけ方のスタンスへの違和感(私見は下記ツイートの通り)とで、この時代もっと盛り上がるポテンシャルはある記事だと思うんですよね。でも、そう言われてすぐに人は有料登録するものだろうか。

■そう考えるとたとえばブロック紙の中国新聞も登録さえすれば無料で月10本まで読めるよ、って形態に変えました。って言ってることに気が付いたんですけど、良い傾向では。

ヤフージャパンに転載され、コメント欄でさんざん「自業自得」だの「欧米で日本語のお知らせが来るのか、来ないだろ」だの叩かれるまでが様式美。ではありますが、それはそうと課金形態を変更する程度にはヤル気があるなら、次は全ページにOGP画像を設定するところまでやってもらえるといいんだけどな。

■世間がそうなら俺はこうだ。と2020年の抱負をぼんやり考える年末になった記事をもうひとつ。いや、ふたつ。

基本的に、人はそう簡単に行動様式を変えられるものではない。と知っているので、私個人に関していえるのは「キレイゴトを言う」がゴールではない。ってあたり。
具体的にどうするかを考える、そのための小さな一歩でもいいから踏み出す。2020年の目標はそんな感じかなー。

あ、もうひとつ似た感じの記事がありました。

■2019年のまとめを数行で

入管法の改正にともなって誕生した「特定技能」ビザに代表されますが、いろんな話がメディアに載るようになって、
・特定技能ビザが政府の目論見ほどは活用されていない
・技能実習制度は不備を指摘されながらも延命している
・酷いといえば入管
・そもそも既に移民大国らしいじゃないですか日本
というようなトピックがずいぶん市民権を得た1年だったと思います。

本業が「日本語を母語としないひとに、日本語能力を測定する試験を受けてもらう」なので、って言い始めて5年が経っている人間からすると
・急にCEFR(セファール)言い出したけど日本語試験の基準に「外国語の学習・教授・評価のためのヨーロッパ言語共通参照枠」を援用する理由を説明してくれませんか
・そもそも民間の日本語試験が何種類あって、それぞれがどういう組織のどういう理念で運営されてるか、とかもっと知られたほうがいいんじゃないですか
・就労希望の外国人が来日するにあたって問題視されるようになったブローカー問題と、日本語能力を認定するプロセスは密接うわなにをするくぁwせdrftgyふじこlp

……みたいなことも思うんですけど、一足飛びに物事は進まないわけで。出来ることから着実にやっていこうと思うし、それで少しでも良い方向に世の中が進めば楽しいので、そんな一年にしたいっすな。

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