【喫茶和/コーヒー】9月9日 水出しコーヒーにソーダ水を”和える”
東京の夜は、台風が通り過ぎる予報だった。そんな勢力の強い台風が、みんなが寝静まった夜中に通り過ぎた。
朝起きたら天気はカラッとしていて、まるで夏のような暑さ。台風が夏を連れてきたみたい。
なので、今日のコーヒーは水出しコーヒーをソーダで割ってみた。
コーヒーにはいろんな楽しみ方がある
今回はコーヒーを炭酸で割ってみたが、サイダーで割ってもいいし、コーヒーリキュールで割っても美味しい。
ただ、コーヒーはコーヒーとして消費されることが多い。コンビニコーヒーでも、カフェのコーヒーでも、一番売れるのはやっぱり「ストレートのブラックコーヒー」なのだ。でも、コーヒーには、多様な楽しみ方がある。いろんな楽しみ方を知るのがコーヒーを知ることの第1歩だと思っている。
僕がコーヒーの仕事を始めて知り合った人とカフェに行くときによく言われるのが、このセリフだ。
「コーヒーに砂糖とかミルクを入れるのって邪道ですよね?」
全然邪道じゃない。僕ですら、たまにコーヒーに砂糖を入れるし、なんならグラニュー糖と上白糖とどっちが合うのかな?とか考えたりすることもある。(基本グラニュー糖の方がコーヒーには合う。)
食べ物に合わせるでもいい。コーヒーにミルクを混ぜるのも、悪いことじゃない。砂糖だって、コーヒーを楽しむには不可欠なことだってある。エスプレッソの本場イタリアの人だって砂糖を入れるんだから、コーヒーに何かを混ぜるのは全然邪道じゃない。
そういう意味で、コーヒーは「和える」ものだ。和えてこそその味の本領を発揮する。
明日も、いろんなものとコーヒーを和えてみよう。僕は、レモンソーダ水でも和えてみようかな。