見出し画像

いつもの日常で、心技体を発揮できていますか?

心技体と言うけど、自分は、心技体とか一致させたことなんか無いし・・・あれって、オリンピックに出るようなすごいスポーツマンとか、剣道の達人とかだけの話だよね? 

そんなことを言われたことがあります。

その度に、「あぁ、日々、心技体を一致させる経験をしているのに、気づいていないんだな」と思います。

心技体を一致させる瞬間

およそ人間たるもの、便器にかかっている時ほど、真剣で、思いつめ、精神統一をしているときは、他にない。

ジョナサン・スウィフト『ガリバー旅行記』

心当たりある方は多いと思います。特に便秘が解消されそうな時。精神を集中しています。身体を便秘の解消に向け、💩の排出に集中させます。そのために出来る限りの技を駆使します。

そうです。トイレの中で、われわれは日常的に心技体を一致させているのです。

ですので、「心技体を一致させたことはないし、分からないし・・・」と言ってしまうのは、日常生活を💩以下で過ごしているのと同じ、ということになります。

日常生活で心技体を発揮するために

こう考えると、「心技体を一致させることが出来ない」というあきらめは、「トイレで心技体を一致させている時って、どんな状態だっけ?」という疑問・興味に置き換えることが出来ます。

トイレで出来ている状態を意識できるようになれば、次は、それを、日常の他の場面で発揮できないか考えてみましょう。「トイレ」だけだったものが「トイレ+学び(勉強など)」や「トイレ+掃除」に増えるだけでも、素晴らしいことです。

そのようにして「トイレ」以外でも、心技体を一致させることを増やしていくことができれば「自分に出来ること」も増えていきます。自分に出来ることが増えることは、日常を楽しくしてくれるでしょう。


いいなと思ったら応援しよう!