想像の瞬発力
大型でめちゃくちゃ強い台風19号ハギビスが東海・関東に上陸。そのまま東北に北上。長野や群馬、埼玉、東北で被害が大きく、川が氾濫して家が流されている映像は3.11の津波を思わせ、胸が痛みとてもつらい。
ハギビス発生時からすごく嫌な予感ばかりがしており、予感は的中してしまいあの台風に発達。見たことない・記憶がない大きさの数字に。
私は台風銀座(昭和な表現)と呼ばれる土地で生まれ育ったので、台風と言えば必ず停電・断水・ブルーシートの光景で慣れている。(それでも台風は怖い)
都内にいる友人たちが気がかりで、台風に慣れていない街・東京に直撃は ん〜?やばい!
余計なことかと思ったけど早くから自分のSNSで警戒してほしいことを流していた。
都内にいる友人とのグループLINEで安否を確認しながら避難するorしない、各地の被害などやり取りし、翌日も続いた。
そこで思ったのは、自然災害って(の時って)、
想像の瞬発力と言っていいかもしれないと。
先のことを読んで想像して判断する。
しかもそれは生死に関わる瞬間の場合もあるかもしれない。
もうそれはサバイバル能力、かもしれないが、
各々のその能力のレベルをあげないといけない時代になってきた。
災害時の直感力のような瞬発力は、いくつかの経験からできあがるものだけど、その感覚は普段から研ぎ澄ますことができるかも。
例えば、はじめて行く場所などでは、こっちの道を行ったほうが近い、この通りのほうが安全だ、など勘・感を働かせてみる、など。
報道にはないだろうけど、きっと私たちが知らないところで
驚くべき「優しくて強い」人、も存在しているはず。
困っている人の事情に対する想像力が強い人。
そしてその行動は早いはず。
それは瞬発力。
そんな人が今回の災害で存在してくれているはず、と願わずにはいられない。
住所が確認できなかったから、という理由で
避難所に入れなかったということがあっていいのだろうか。
真っ白なキャンバスに何を塗るか、多彩な色から迷って色を見つけるか、
この色で描くと迷うことなく絵の具を手に取るか。
その初動できっと絵の仕上がりは大きく変わる気がする。(絵は全く描けないので知識はないのだが、とても人に見せれるものではないのだが)
よく聞く「これでいい」ではなく「これがいい」を選ぶことで人生が変わると言われているのと少し似ているかもしれない。
そこでもまた、想像の瞬発力は必要になってくるかも。
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