愛媛のみかん畑
滞在先の前知識はなく、なにも知らないでやってきたので
”その山”は
初めて見る愛媛のみかんの段々畑でした。
畑という名前の「みかん山」
海のすぐ裏は、ほとんどがかなりの傾斜の山々で、すべてみかん山。
とある山の頂上からぐるっと見渡した風景で、
山肌が肌色のところはすべて下から上まですべて畑。
これが愛媛のみかん畑か!目の前に広がる圧倒的な風景をどうやったら伝わるのか・・・。
動画も撮影。
すごさがなんとなくわかるでしょうか?
秋の空と海の青、みかんの色と緑の葉で作られる美しい風景
素人意見ですが、こんなにたくさんみかん畑があり道に迷いそうです。
自分の畑と他の農家さんの畑と間違えそうです。
各農家さんごとにこのモノレールのような乗り物が設置されています(写真はカバーがかかった状態)
収穫作業で使われる機械といえば、このモノレールと散水の機械だけ。
あとはひたすら一つ一つ手作業で収穫です。
きっとAIにはできない仕事だと思います。
鈴なり!
ちょっとだけ収穫も体験させていただいたのですが、いい色のみかんを見つけ出すのがなかなか難しいです。
陽の当たり方でオレンジ色がまったくちがうので、判断に時間がかかります。収穫作業の新人さんは大変かも。
海が近いため潮風によって運ばれたミネラルが傾斜全体に運ばれるのですが、それがここのみかんのおいしさの秘密です。
理由はわかりませんが、白い紙で覆われているみかんも。
山の斜面を切り開いた段々畑は一枚一枚の面積がとても小さく、傾斜も急。
なんの石なのかわかりませんが、どの畑も同じ石を使っているようです。
農家さん?によって積み方は若干異なるようです。
無知で申し訳ないのですが、段々畑って
なぜ石積みがいいのでしょうか?この傾斜に石を運び、積む作業も大変なことです。
防風林?かと思いましたが、地元の人は防風垣と呼んでいました。
コノテガシワが植えられています。他の樹木を見なかったので、何か意味があるのでしょう。
ここは真穴地区といいます。柑橘栽培が導入されたのが明治24年と言われており、少しずつ石が積み上げられ、補修されてきた石垣で現在で真穴のみかんがおいしく光っている。本当においしいです!
なんとなく選んだ愛媛、
だったけど、いくつかある雇用先でここがいい!
っていう大きな決め手はホームページの写真でした。
サッと流せない、視線が止まる写真。
それだけで、たぶんここは大丈夫👌と思えたんです。
昨日、その写真を撮影した方が
写真家・広川泰士さんってことが判明!
(AD 佐藤卓さん企画)
写真集を出されてて、上司にあたる方が見せてくれました。
ここに来て、ここを選んで本当によかったと思える写真集で、
私が撮影した写真を並べるより、何十倍も真穴のよさが伝わる内容です!
いただいたサポートはこれからも来双船がよい出会いができるよう、心から感謝しながら使わせていただきます!