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【THE LONGING】シェイドの誕生日

キソ

『THE LONGING』に出てくる主人公、シェイドが大好きだって話をします。
ゲーム紹介ではなく日記寄りです。


『THE LONGING』とは

『THE LONGING』は長い眠りにつく王様から「400日後に起こすように」と言いつけられ、誰もいない洞窟で孤独を耐えるゲームです。

ゲーム内時間は現実と同じように流れます。ゲームをプレイしていない間も現実と同じように流れます。
操作する主人公のシェイドは歩みが遅く、出来ることも多くありません。薄暗い洞窟内をぺたぺたと歩き、何かを見つけたり見つけなかったり。

ゲーム中、起動はしていても操作はせずシェイドが歩いている姿や、何か作業をしている様子を見ているだけの時間がほとんどでした。
それがどれだけ大切な時間だったか。
自分はこのゲームと相性が良過ぎてクリアしたことを認められていません。
なのでクリア後にも感想書こうとして書けてない。クリア前に感想書いてて良かった。何となくそんな予感がしてた。
『THE LONGING』の概要はこの記事に書いてあります。

認められない間にプレイ開始から1年が経ちました。
ということは、ゲーム開始と同時に生まれたシェイドの誕生日ということになります。イエイ！
プレイを始めた日なので、プレイヤーによってシェイドの誕生日が変わるということですね。

ゲーム内としてはシェイドが「今日は誕生日だ」と発言するだけで、特にイベントは起こりません。
いやあるにはあるんですが…自分は攻略を見るまで知らなかったので、自分の『THE LONGING』ではイベントがなかった。

この誕生日、ゲームでは1ヵ月ちょいで迎えました。
ゲーム内時間は現実と同じように流れるのでは？
ところがこのゲーム、洞窟内で探索をしてシェイドの部屋を賑やかにすると時間の進みが早くなります。
早くなるといっても1秒が2秒に、1秒が5秒になる、といった具合なんですが…。
それでも毎日毎日積み重ねていくと、ゲーム内時間と現実時間の差がどんどん開いていって、自分はシェイドに置いて行かれました。

それでも現実もそれに追いついてしまった。
『THE LONGING』はゲームクリアすると、ゲームクリア時の画面のまま動かすことが出来ません。最初からまた遊ぶことなどは出来ない。もうゲーム内時間は動かない。
これからは現実がゲームを置いていくことになります。

シェイドについて

2023年4月21日にゲームを始めたわけですが、なんで始めたかというと変なゲームだと思ったからです。
400日間待つだけのゲームですよ？気になって仕方ない。
シェイドのことは海外っぽいキャラクターだなみたいな、特にかわいいとか思わず、そもそも気にしてませんでした。気になっていたのはゲームの内容。

それが毎日ゲームを遊んでいる内に、ゲームが終わることが本当に嫌になるまでシェイドのことが大好きになるとは。
クリアした今でもクリアするの嫌です。（嫌がったとて）
クリアの後、ゲームを開いてないのに洞窟の石炭が落ちるｶｻｯとした音や、シェイドが歩くペタペタという音がしばらく聞こえていました。聞こえないのに。
意識がまだあの洞窟にいる。怖い話？

孤独なシェイドを見守っている内に愛着が生まれ、この調子です。
多分油断してたから自分の隙間にシェイドがすっぽり埋まったのでしょう。

シェイドは生まれてからずっと、薄暗い洞窟で1人王の目覚めを待ちます。
シェイドはその孤独な日々が終わることを切望しています。だから『THE LONGING』なんですね。（longing…憧れ、切望）

そんな彼の孤独を和らげる為に洞窟を探索して美しい水晶を採取して部屋に飾る。本を拾ってきて椅子に座って読む。色のついた石を拾ってきて部屋で描く。楽器の部品を集めて演奏する。拾い集めた石炭で暖炉に火を点ける。
プレイヤーはシェイドを導くことで、シェイドを孤独にする時間を短くすることが出来ます。
ただそれは、ゲームの終わりが早まるということでもあります。

シェイドを孤独から救いたくて探索するほどシェイドと一緒にいられる時間が減っていく。プレイヤーがシェイドを大切に思うほど、ゲームの終わりが近付いていく。

とはいえシェイドと一緒にいる時間は大切にしたい！楽しい時間にしたい！
このゲームの楽しい時間っていうのは探索で得たアイテムを飾った部屋でのんびり過ごすことです。何もしない最高の時間最高。
何も無かったとしても、ゲーム画面にいるシェイドを見ているだけで本当に楽しかった。

シェイドがいなくて寂しいという話はここらで止めましょう。
今日はシェイドの誕生日だぞ！祝うぞ！

アクキー作った

現実時間でシェイドの誕生日が近付いていることを意識した時、シェイドのアクキー（自分用）を作ろう！と思いつきました。
ファンアートは分かりやすい応援の形として描いたりしていたんですが、グッズを作ったことはありませんでした。
調べたら絵を提出するだけで作ってくれるサービスを見つけたので、絵を描きます。

色々迷ったんですが初めて作るしシンプルに座ってるポーズに。
背景にキノコや我が友のクモも一緒に描こうと思いましたが、それはまた今後作る時にします。また作るの？

描いては消し、描いては消し。ポーズは決まっても色々悩んでしまって完成しない。
最初はゲームの頭身に合わせようと思いましたが、いや公式がアクキーを出す可能性もある。ぬいぐるみは出てるし。（ただしクラファン）
ならここは自分がどんなにシェイドがかわいく思っているかを表現しよう。ということでこういう感じ。

そうこうして注文して届いたのがこちら。かわいい～。
なんだろう、厚みがあって、淵があって、アクキーらしい可愛さ…？なんていうんだ、とりあえずシェイドかわいい。
目に見える場所にぶら下げて飾っています。めちゃくちゃ癒される。

改めて、現実時間でも誕生日を迎えました。
シェイド誕生日おめでとう。
『THE LONGING』というゲームを遊んで良かった。


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