考古学について語る:骨と貝から探るヒトと動物、約1万年の関係史(2023.2.28)イベントレポート
おはようございます、学問バーKisi 店長の豆腐です。
今回は2/28に行われたイベント「考古学について語る:骨と貝から探るヒトと動物、約1万年の関係史」のレポートをお送りします。
日替わりバーテンダーを務めてくださったのは、フリーランスの研究者として考古学研究に従事しておられる吉永亜紀子さんです。
前回1/22のイベントが大好評に終わったのを受け、第2回のイベント開催をお願いしたところ、快く引き受けてくださった吉永さん。
ご専門の動物考古学について、豊富な知識と経験をもとに、たいへん興味深いトークを披露してくださいました。
この日は(も)三者三様の興味関心やバックグラウンドを持ったお客さんが来店され、皆さんざっくばらんかつ積極的に質問を投げかけながら、吉永さんによるスライド発表を楽しんでおられました。
また、吉永さんはご自身が所持する実物の標本も豊富にご持参くださり、この日の店内はさながら博物館のようでした。
考古資料は埋蔵文化財に相当するため、外部に持ち出すことは基本叶わないらしく、当日ご持参いただいたのは現生標本(遺跡から出土した動物遺体ではなく、現代に生きる動物の遺骸から取り出した標本)でしたが、それでもお客さんたちは、普段なかなか実物に触れる機会のない標本をめいめい手にしながら、感想や質問を次々と吉永さんにぶつけておられました。
双方向的なコミュニケーションが一時も絶えることなく盛り上がるあまり、なんと5時間ある営業時間をフルに使ってもスライド発表が半分も終わらないという、異例の(とは言いつつままある話なのですが)事態となりました。
どのお客さんも知的好奇心を大いに満たされ、たいへん満足した様子で帰っていかれたのが非常に印象的でした。
吉永さん、あらためてこのたびはありがとうございました!
以下の有料部分では、日替わりバーテンダーの吉永さんに執筆いただいたレポートの全文を掲載しております。
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