世界史 / 書評:ビクトール・リーバーマンの「Strange Parallels」。21世紀歴史学の最重要書
ビクトール・リーバーマンの「Strange Parallels: Southeast in Global Context, c. 800-1830」は、歴史学の業界では今のところ今世紀の最重要書と考えられている。(英語の書評でもJournal of Asian Studies誌上でのラウンドテーブルでも読んでみるとよい。)ただ、2巻で合計約1800頁もある上、リーバーマン先生の文章ってけっこう単調なので、全部読んだ人は少ないと思う。日本語訳も、出すのは相当大変だろうと思う。で