2024_0731_本読み
<1190字>
冒頭の写真:
緑道でオオミズアオを発見。その紋を拡大してみました。ちょび髭の唇みたい。どうしてこういう紋様になるのかな、と毎度不思議に思います。
そしてヤママユガ科だったら、その仲間でちゃんとバリエーションが展開されてて、それも面白い。
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7月31日(水)は以下を読みました。
『巨匠とマルガリータ』
ブルガーコフ 著
集英社 世界の文学15 ロシア Ⅲ
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被害者の後日談がつづきます。
といっても、この人はどういう役回りだっけ、というのが思い出せない。名前を聞いたことはあるんだが、といったことも多い。
今日の終わりの方にはイワン・ニコラエヴィチ・ポヌイリョフ教授、が登場しましたが、たぶん、ベズドームヌイですね。詩人をやめて、研究職になっていた(あるいは元々そうだったのか)んですね。確か、本名が一度くらいしか出てきてないので、そのページを発見できず。
(音読した人:山崎)
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『喜多川歌麿女絵草紙』 藤沢周平 著
文藝春秋
夜にこごえし
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写楽の、いまふうに言ったら「えぐい」表現力に、「だが美しくはない」と心の中でつぶやく歌麿。また、お千代が男と歩いているのも目撃してしまいます。
ゆれる歌麿の心境。
(音読した人:こいでさん)
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『武田百合子さんのこと』 埴谷雄高 著
KAWADE夢ムック 文藝別冊 武田百合子 より
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泰淳さんの、トイレの習慣というか、ようは洋式トイレに和式にまたがる、という話がでて、この辺りの話は、『犬が星見た』でのエピソードを思い出して、何か納得しました。
(音読した人:きよもとさん)
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『芭蕉七部集』 中村俊定 校注
岩波文庫
『猿蓑』
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〈 出替や幼ごころに物あはれ 嵐雪 〉
出替という言葉の句が二つありました。
注には〈奉公人の任期の交代〉。いつも参照させていただいている、現代語訳には、丁稚の人事異動、とあり、では丁稚は、と調べていく。丁稚奉公という言葉はなんとなく知っていたけれども、丁稚というのは大変だったろうな、と思いました。
もう一句の方は天才少年の誉高かった、亀翁の14歳の時の句。嵐雪の句は幼かった日の自分の気持ちを詠んでますが、亀翁の方は上から目線を感じる内容。芭蕉の時代の「少年」のありかたにちょっと思いを馳せました。
(音読した人:山崎)
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