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2022_0622_本読み
<1677字>
冒頭の写真:
神田川沿いの、ヒイラギモクセイがひどかったです。
金木犀よりずっと大粒の白い花がさき、香りもずっとやわらかく品がよいのです。が、ここ最近、病気(?ウイルスにやられてる?)じゃない木を見たことがないです。
写真の木はとりわけ酷いです。
私が勝手に想像してる連鎖は、
ウィルスで葉がおかしくなり木の勢いが悪くなる
↓
アリマキ類が大量発生
↓
より葉が弱るとともにアリマキを食べるテントウムシ類も大量発生
↓
それらを狩るクモが大量発生
って感じ。クモはクサグモの仲間らしいです。
2メートルくらいの高さのこんもりした木の一本がこんな調子でクモの巣に覆われてしまってます(写真だけ見るとハダニ風ですが、全部クモの巣)。
(ちょっと都会に人が集まるのを想像してしまいました。
最初にウィルスを持ちこむのはアリマキかもしれない。アリマキが木を彼らの牧場化するという戦略なのかも)
・・・・・・・・
と、いう見立て。いやー、違っていました!
確かめるために、ヒイラギモクセイ ウイルス で検索しても何もでてこないので、あれっ?ってなって。
テントウムシ類と思っていたのが、テントウノミハムシというのの類で、ハムシです。だから葉を食べます。この葉っぱの荒れた雰囲気は、その幼虫と成虫の食害(よく見ればアリマキも居ませんよ。でもテントウムシでも葉を食べるのもいるし)。
というわけで、納得したかのようですが、なんでこんなに集中してるのか、とかやっぱりわからないのですよね。
このところの山崎は、疲れやすかったり、捻挫しちゃったり、今週は湿疹(お医者さんの見立ては、チャドクガがきっかけの体内のヒスタミン増加)。
まずは、起きてることをよーく眺めて感じ取る、ということに意を注ぐつもりです。
上の「ノミハムシ」も、見るだけじゃなく触ってみれば、ピンッて跳ねて(それが「ノミ」という名前の由来)あれ?テントウムシじゃない動きだ!って、その場で分かったかもしれないですから。
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6月22日(水)は以下を読みました。
『虹の解体』 リチャード・ドーキンス 著
福岡伸一 訳
早川書房
第4章 空気の中のバーコード
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素晴らしい演奏が、解析されて、正弦波の組み合わせになります。それがデジタルの信号として、CDなどに記録されます。
それが逆向き過程をたどって「再生」されて、音に戻ると、感動がそのままに残っていることがわかります。
ドーキンスはそれが驚きだ、と言っていますが、ほんとにそうですね、同感です。
(音読した人:山崎)
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『早春』 藤沢周平 著
文春文庫
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娘の一言、一動作で、くるくると気持ちが翻弄されてしまう「父」たる存在が、描き出されていました。
自分もそうだろうな、と思うと少し口元が笑ってきてしまいます。
(音読した人:こいでさん)
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『学問のすゝめ』 福沢諭吉 著
岩波文庫
十四編 心事の棚卸し
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思ったこと、約束したことが、その通り果たせることは少ないものである、とまず書いていました。
計画通り事がすすむ、ということは稀というか、ほぼ無いのでは。
(音読した人:めいさん)
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『連句 : 理解・鑑賞・実作』 五十嵐讓介 著
おうふう
第三章
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歌仙の最後の方の持っていきかた、でした。
「通」な感じのことが、いっぱいすぎて、頭が混乱してしまいます。
が、山崎が30年以上やっていて、自分としては慣れている「手製本」分野について考えてみればわかるような気がしました。
その場その場で、いくらでも「コツ」があって、言い尽くすことができないのです。
(音読した人:きよもとさん)
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『芭蕉連句集』 中村俊定・萩原恭男 注
岩波文庫、
三四 溫海山や(曾良俳諧書留)114〜116ページ
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武隈の松、というのが有名な「歌枕」とのことでした。
注の指示している、奥の細道を見ると、能因法師の和歌にちなんでいるそうです。歌枕、は、和歌に詠まれたものがその地の名物名勝などになってる状態のことをいうみたいです。
今はまだ、なんとなくぼーっと分かった状態、でいたいです。
(音読した人:山崎)