2021_1104_本読み
11月4日(木)は以下を読みました。
山崎
『声で楽しむ日本の詩 和歌・俳句篇』大岡信/谷川俊太郎 編、岩波書店
☆
今回の六首は、前四つは1300年代から1400年代、
後の二つは1700年代と、急に時代が飛びました。
概ね年代順に来ているので、この飛びっぷりに少し驚きました。
と思って本をめくると、あと六首あった後は、近代短歌の章です。
改めて目次を見直すと
はじめに
古典和歌
近代短歌
歌謡・連句
近世俳句
近代俳句
あとがき
という構成。
きっと詩形のはやりに時代変遷があるんですね。
めいさん『節英のすすめ』
木村護郎クリストフ 著、萬書房、
6、では、どうしたらいいのか
成り上がり戦略でうまくいかないわけ(1568~1588/3674)
☆
「成り上がり戦略」とは、不利な立場にある側が主流派に加わることを目指すやりかたのことです。これは格差のある現状を逆に強化することになる、と説いています。じゃ、どうすればいいの?
いよいよその対策として「節英」が出てくる、のだと思います。
はやしさん
『ふくろうくん』アーノルド・ローベル 作、三木卓 訳、文化出版局、から「なみだのお茶」
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これは「奇想!」って思いました。
なみだは確かに特別のものですが。。。
きよもとさん
『銀の匙』中勘助 作、新潮文庫
二九 三十
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今回もことばと注が面白かったです。
以下メモしたことば
かんにんして ほーれ草 耳っこすり
いつけられはしまいか 憎体(にくてい) みそっかす
うちにある岩波文庫の「銀の匙」には注がわずかに3ページ。新潮文庫の注は絵も入っていて、ずいぶん面白いと思います。
はやしさん
『うるさく、しずかに、ひそひそと: 音がきこえてくる絵本 』
ロマナ ロマニーシン (著), アンドリー レシヴ (著), 広松 由希子 (翻訳)
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透明感を感じるきれいな形と文字で、さまざまな音が表されていました。
音って面白いよねー、と思いながら、いろいろ思い浮かべました。
表紙の袖にあった、下のリンクも面白かったです。
ビッグバンの音
https://faculty.washington.edu/jcramer
これは、どういうことなんでしょう。想像していたのと全然違う音。
http://faculty.washington.edu/jcramer/BigBang/Planck_2013/BBSnd20.wav
そもそも、空気がなくて音ってあるのかな?と思いました。
世界のあちこちの音↓。これは楽しいと思う。
https://aporee.org/maps
山崎
『芭蕉連句集』岩波文庫、27〜29ページ、
五 花咲て(飛登津橋)
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ざっと通して読みました。この初めの音読は、字を声に出すので精一杯。
今(2日後)読んでいて、ほんとにここ読んだっけと思いました。
温泉(イデユ)とふりがながあったのだけは、確かに記憶にあり、やっぱり読んだ、と思いました。