"summer vacation" #day2
バンクシー展示チケットはほぼ完売。
時間予約制の当日券が朝から買えて、夕方の時間のチケットのみが残って売られていたので購入。
午前中は大聖堂や大聖堂裏の墓場をうろうろする。
昼は何したか忘れたけど夕方の入場時間ぴったりに着いて入場。
基本的に会場内は写真NG。
上にUPされている最後系の通路だけはOKだった。
展示の感想もここに短く書いておく。
今回バンクシーの展示を見るため、成田から飛行機の往復チケット代だけで33万かかった。
往復の合計時間は40時間以上かかってる
(ロシアの上空を飛べない2023/8月現在)
しかしそれだけ時間とお金がかかっても、
行って良かったなと思える内容だった。
ストリートヒーローの光り輝く瞬間を目撃出来たって感じ。
多分ほとんどの知り合いや友人が海外までこのような(バンクシーじゃないアーティストでも)展示を見に行かないと思ってる。
円も安いし、給料も上がりづらいらしいし、数年前よりサーチャージもかかる。
でも他人がしないであろう事を自分がすることに、自分の成長のヒントがある気がした。
あと現在のバンクシーの人気の高さ。
この数年メディアがバンクシー関連のニュースをよく放送してて、マス層がバンクシーを知った気にさせてない?
「オークション会場で自分の作品をシュレッダーした人だよね」
とか、アート界隈じゃない人からも聞く。
でも気にはなってもほとんどの人はそっから調べない。
彼がどのような活動をしてきたか。
あるいはiPhoneで調べただけで知った気になってる。
もしバンクシーが気になって日本各地で開催しているエセ展示見に行ってインスタ用の自撮りしてアーティストに一円も入らない展示のお土産グッズ買って詐欺師を潤わせるぐらいなら
どうか行けるタイミング見つけて、金作って、
汗をかいて足を運んだがいいんじゃないですか?
あとバンクシーの版画で稼いでる美術業界の方々、バンクシーの作品を無許可で利用して稼いでるプロモーターも。
その辺の嫌悪感がいつもある。
せっかく好きな事で食えるようになって、業界に足を踏み込んで数年。
アートが好きだってまっすぐに言えるから、
まっすぐじゃないものを見てうんざりする。
自分がそうならないためには、
そこから距離を取るためには行動しか無い。
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グラスゴーまで見に行った人がもしいたら会ったとき感想を聞かせてください〜