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公立病院改革4-6【おカネのない事業、始動】〈2007年〉医師・通勤用ヘリコプター事業

医師通勤ヘリ活動の実務が始まった。

主要メンバーはボス、元市議のM氏、そして僕だ。
M氏は地方在住で市議会議員を一期務めたのち、ボスに共感してこの活動に加わった。

ボスが一番積極的と言え、本業があるし70歳近いので実務はしない。
人脈の駆使や、講演などが主な仕事になる。

M氏は非常に精力的だが、遠方在住なので東京にはいない。

そうなると、実務は自ずと僕に集中することになる。

ボスは「ほかの仕事はしなくていい」というけれど。
当り前だが、僕は普通の会計事務所の受験生職員だ。

そんなことで、税務会計とヘリコプター業務の二重生活?が始まった。

まずは法人設立。
法人を作ったら、次はマーケティングと宣伝広告だ。

大前提として、カネが全然ない事業であった。

会計事務所で鶏卵事業をしたり、ワイン事業をしたり、民泊運営したり。
サブ事業をしている事務所は、全国的に結構ある。

それらの事務所や事業の、おカネの有無は知らないが、いまも持続しているのを知っている。
ということは、継続できる資本か収益があるのだろう。


そういう使える資本はほぼない、という状態からのスタートだった。

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