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note機能カイゼン案11個考えてみた

こんにちは、副業愛好家のまきです

今回は「もし僕がnoteに入ったら」をテーマに改善案を考えてみました

noteの相互作用図

noteがどのようにサービスをグロースしたいかについて、CXOの深津さんが記事を書かれていたので、それを参考に課題を設定します

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深津さんのこちらの記事より拝借しました

この中から今回は、起点として据えられている以下の課題について解決策を考えてみます

「作者が集まる」→「コンテンツが増える」の課題解決

なぜ作者がいるのにコンテンツが増えないのか

※今コンテンツが少ないという意味ではなく、これ以上に増やすには、という意味です

ここで、課題をジャンプさせて、ドロップポイントを特定し、なぜうまく行かないのかの仮説を立てます

本来はアナリティクスやユーザーインタビューなどで分析すべきところですが、手元にデータがないため、今までの利用経験を元に、思いつく限りで記載してみました

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左から3階層目くらいまではなるべくMECEに記述したつもりですが、4階層目〜5階層目は私の勘で書いています

本来は、ここでどこに課題の糸口を設定するか限定すべきですが、今回はこのまま解決策をいくつか出してみます

解決策の検討

いくつか出してみた解決策をオレンジ色で追記してみました

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以下、8つの施策を説明していきます


①SNSアカウント登録にLINEを追加

noteでは現在、Facebook、Twitterからアカウント作成ができますが、これにLINEを追加するという案です

2021年7月の調査で、各SNSのMAUを見てみると、Facebook2,600万MAU、Twitter 4,500万MAUに対して、LINEは8,600万MAUと圧倒的に多くなっています

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もちろんLINEは、Facebook、Twitter、そしてnoteに比べてクローズドなコミュニケーションに閉じて使っている方が多いとは思います

しかし、noteのアカウント作成において、LINEアカウントからデータを引っ張ることができれば、アカウント登録率の向上が見込めます

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KPI:
・アカウント登録者数


②スマホの投稿編集画面で「noteのヒント」を表示する

PCでのテキスト投稿編集時にのみ表示される「noteのヒント」をスマホでも参照可能にするというものです

▼PCの編集画面で表示される「noteのヒント」

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僕はアフィリエイトブログをやっていたので、読まれるためのライティングについて、少しは基礎がありますが、noteを書かれる方は、Webで不特定多数の方に長い文章を書くのが初めての方も多いはずです

そんな方に対して、「noteのヒント」は非常にわかりやすくアドバイスが記載してあるので、ぜひ読んでみていただきたいです

ただし、スマホはPCと比べて画面が圧倒的に小さくなるので、当たり前ですが書くのに邪魔にならないUIにするのが重要です

▼PCの編集画面は広い

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▼スマホの編集画面は狭い

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KPI:
・note初回投稿率


③スマホアプリで「募集中」導線追加

PCではホームのグローバルナビに「募集中」の導線と募集中のお題の数の表示があり、すぐに気づけるUIです

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しかし、スマホではこのような導線がなく、私はうまく辿り着くことができませんでした

スマホに導線があったとしても、もう少し目に付く場所にしてみてはどうでしょうか

KPI:
・note初回投稿率


④まずは誰かをフォローしてみる(ように促す)

noteで誰かに自分の記事を気づいてもらいたければ、自分から、その誰かに存在を提示する必要があります

そのため、受け身にならず、積極的に他の人をフォローすることはその一つの作戦です

また、SNSで鉄板なアクティブ化施策は「フォローを促す」ことです

ショーン・エリスとモーガン・ブラウンの『グロースハック完全読本』によると、以下のことが記載されています(P.109)

・Facebookでは登録後10日以内に7人以上の友だちを追加したユーザーは利用を続ける確率が高い
・Twitterでは、ユーザーにとってのアハ・モーメントが「友達や尊敬している人の最新情報を得ること」だとわかると、できるだけ早くフォロー数が30人を超えるようNew User Experienceを刷新した。具体的にはユーザーが選んだ関心事に基づいて芸能人やスポーツ選手のアカウントを薦めるなど、フォロー対象を提案することを登録プロセスの重点項目にした

そこでnoteを見てみると、現在、noteではオンボーディングのフローの中に、「マンガ」「音楽」など興味のあるカテゴリを選んでもらう画面と、直後にマガジンのフォロー推奨機能があります

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また、クリエイターのフォロー推奨機能もあるのですが、デフォルトで「フォロー中」とはならないので、そのままスキップされる確率が高いはずです

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これをマガジン登録同様にデフォルトで何人かフォローにチェックが入るようにすることで、フォロー数やその後のアクティブ化を促します

KPI:
・フォロー数
・新規登録ユーザーのリテンション率
・(遠い目標として)二作目の執筆率


⑤まずは誰かをスキしてみる(よう促す)

前述の「フォローすることで自分の存在・記事に気づいてもらう」作戦と類似しているのが、こちらの「スキすることで自分の...(以下同)」です

現在noteではバッジという機能があって、スキをすることで埋まっていくようになっています

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これを、アクセス数が伸びないユーザーに対して「バッジを埋めてnoteの使い方を体験してみましょう」と促すのはどうでしょうか

すでに初回登録時に「noteデビューのバッジを獲得」というお知らせでバッジの存在を伝えたり、「noteをはじめたあなたに」という記事で使い方を解説する中にスキを促す部分はあります

▼note初回登録時の通知内容

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▼「noteをはじめたあなたに」のリンク先記事中の画像

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「noteをはじめたあなたに」は、こちらの記事に遷移しています

noteでフォロワーを増やす方法で「スキしまくる」というものがあり、それをスパム的に行うことは良くありません

しかし、自分の記事に興味を持ってくれそうなユーザーの記事にスキを付けに行くのはとても有効なやり方です

KPI:
・ユーザーあたりスキ数
・(遠い目標として)note2回目投稿率


⑥スキ数の他に閲覧数を通知する

noteではスキが付くと通知が来ます

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この通知に類似したものとして「急上昇している自分の記事」や「よく読まれている記事」を通知するというアイディアです

WordPressのスマホアプリでは類似の機能がありますね

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KPI:
・(遠い目標として)note2回目投稿率


⑦自動値付け機能追加

noteでクリエイター活動する上での一つの悩みは「いくらで売ればいいのか」です

ざっと挙げられる限りでも以下のようにいくつかのパターンがあります

・全部の中身を有料にして売る
・途中以降の中身を有料にして売る
・無料にして、サポートをいただく
・マガジンを有料にして、その中に入れる
・最初は無料で公開して、途中から有料に切り替える

この中でサポートをいただく以外は、全てクリエイター側が能動的に値付けをする必要があります

しかし、各記事をいくらにしたら一番売上が上がるのかというのは、とても悩ましい課題で、試行錯誤を繰り返すことになります

そこで、広告オークションのように、プラットフォーム(note)が自動で「いくらで売るべきか」を提案してくれたり、値付けの変更までしてくれたら、面白いなと感じます

仕組み作りは大変そうですが、他にはないユニークな機能になるはずです

KPI:
・note全体売上
・ユーザーあたり売上
・1記事あたり売上
・(遠い目標として)note2回目投稿率


改善案を絞る

この中から「クリエイターにとって望ましい機能とは何か」や「すぐできるカイゼンは何か」「どの程度インパクトが見込まれる施策か」といった点で絞り込んでいきます。

本当はエンジニアやチームと相談して施策を絞り込んでいくのですが、今回はここまでにしておきます


オマケ

以前考えていた解決策についてメモが残っていたので、振り返ってみます

⑧スマホアプリでみんなのフォトギャラリー

現在PCでのみ使える「みんなのフォトギャラリー」の機能をiOSアプリでも使えれば、気軽に投稿でき、
全体としての投稿数が上がるはずです

KPI:
・投稿数

こちらは、後になってnoteに実装されていました!

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⑨箇条書き対応

箇条書きによく使う点(・)や1,2,3などの番号を採番する機能があれば、記事制作のコストが下がり、投稿数が増える効果があると考えます

KPI:
・投稿数
・記事閲覧数
・記事ページ滞在時間


⑩日単位のダッシュボード

クリエイターの楽しみの一つは記事ごとのアクセス数です

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今、noteでは「週・月・年・全期間」の4つの尺度でアクセス数を見られますが、記事投稿した翌日に

「昨日はどれくらい読まれたかな?他の人気記事と比べるとどうだろう?」

と思うことがよくあるので、日単位のアクセス数が追加されると書き手としては、嬉しいですね

おそらく、今は「データが膨大で、昨日以前の集計をしている関係で、今日の集計を表示できない」から、当日の集計に意識が行かないように、最短で週単位にしているように感じますが、

今日の集計でなくて、昨日の集計でいいので見てみたいものです

KPI:
・(遠い目標として)note2回目投稿率


(11)コメントがついたときの通知は直接コメント欄に飛ぶ

コメントがついた時の通知は、その記事自体に遷移しますが、コメントを見たいので、コメント画面に直接遷移すると使いやすいですね

※最近解消されたかもしれず、未確認です

KPI:
・コメント数
・1度コメントした後のコメント率


以上です!


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まっきー@副業愛好家
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