小さな頃から 物事を客観的に 伝えることが苦手 幼稚園の頃 家の近くの公園で 直径10センチくらいの蜘蛛を 見たことがあった 今にもその真っ黒な胴体に 吸い込まれそうで思わず息を呑む 背筋がゾクっとして 足は、すくんで動けなかったけど 公園には私だけだったので 「神様!お願い!蜘蛛が追いかけてきませんように!」と祈りながら走って帰って真っ先に 「お母さん!お母さん!お母さん! 大変!大変!公園にこーんなでっかい蜘蛛がいた!!!」 と、思いっきり両手を広げて叫んだ。
いろんなお産があるけれど 自宅出産の場合、多くの人が のんびりと まったりと いつも通り過ごしながら うーん あいててて よし、今のうちにご飯食べておこう そうだ、明日からの寝たきり生活に備えて 野菜だけ切っておこう コメだけ炊いておこう とか、パタパタ過ごされたりしてるので 呼ばれて行くと もう頭が出かかっていて 慌てることも多い おまけに、そんな人たちは たいていニヤニヤして 産後すぐなのに 次のお産の話しをしだしたりするので 「次があればその時は、もうちょ
おっぱいが出ない!痛い!赤ちゃんが吸わない! そんなおっぱいの三大悩み。 あなたなら、おっぱいマッサージに行く?行かない? 病院の母乳外来や 市町村の母乳育児相談 地域の助産院やフリーの助産師さんなど 私たち助産師はどこにいても ママたちと赤ちゃんが心地よく 母乳育児が出来るよう 赤ちゃんが上手に吸ったり ママたち自身でおっぱいを 良い状態にもっていけるような お手伝いをする でも、中には 「おっぱいは自分で触っちゃダメ。 乳房マッサージに毎週通い続けないと あなたの
もしかしたら私が今から言うことに 「何と失礼な!」と 怒り狂う人もいるかもしれない でも言わせて。 野性的な視点でいうと ウンコも出産も同じ排泄行為 もしもの話 ちょっと想像してみて。 便意が来て いよいよと思ってトイレに入ったら そこは分娩室 パンツを脱いで分娩台に上って足を開き 煌々と明るい電灯で肛門を照らされ 何人もの同性・異性に覗きこまれて 「はい、頑張っていきんでください」 大声でと応援されたり いきむのが下手くそだと罵倒されたらどうだろう… 私な
野生のお産を極めると 狭くて暗くて 心地よい温度の場所で 安心できる人だけに見守られて 産みたくなる 助産院でも 家族や助産師が囲む暖房の効いた部屋ではなかなか進まなくて トイレに入った途端ぐんぐん進んで 「涼しくて気持ちいい! ここで産みたいー」 と叫んだ人も… 扉の向こうから 「トイレで産んでもちゃんとお手伝いするし、なんの問題もないよ。 でも、この子が大きくなって トイレで産まれたと聞いて もしかしたらショック受けるかもしれんけど…」 と言うと しばらく考えて
「安定期のセックスは良くて、 初期や後期のセックスは控えめに…」って 誰が決めたん? 自分が嫌な時は きちんと伝えて控えてもらう 自分がしたい時には 押し倒してでもやってしまう ゆっくりして欲しい 強くして欲しい その感覚を大切に 自分のココロに気がづいて それを素直に伝えることができたら いいのだけど 改めてって…難しい でも、 男の人を気遣ってとか 遠慮してとか… 申し訳ないしとか… そんな事をして自分をいじめている場合ではない! 一番大切に愛してあげるのは
「30分も1時間もかけて助産院での妊婦健診って何しているの?」ってたまに聞かれることがある 助産院では 常時在中する医師がいないため 緊急時以外の医療処置ができず 母子に異常が認められた場合には 医師に診察を依頼するか 病院に搬送しなくてはいけない よって分娩時 赤ちゃんやお母さんに何も 口出し・手出しすることなく 赤ちゃんが勝手に【ちゅるん】と 元気に産まれてきてくれるのを目指して 日々妊婦健診を行っている 特に食事や、日常生活でのカラダ動きや使い方。 ココロとカラ
「お産が気持ちいい」というと ◯お産は痛いに決まってるじゃないか! ◯お産が辛かった人やお産をしない人、帝王切開の人に失礼じゃないか! ◯医療者がそんなこと言うと無痛分娩を選びにくくなる! そんなふうに反論されるんじゃないかな? と思ってなかなか声を出せない人も多い でも 「セックスって気持ちいい」 「うんこがスルンって出たら気持ちいい」 「お風呂に入るとほっとして気持ちいい」 「おいしいものを食べるとカラダがトロけそうで気持ちいい」 そんな自分の体感を口に出すのと同じ