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学生マーケティング研究会2#11

こんばんは!

1/23(土)に、CCCマーケティング株式会社主催「第1回 学生マーケティング研究会」の最終プレゼンテーションがオンラインにて開催されました✨
今回はその結果報告と、感想をお伝えしたいと思います。

前回の「学生マーケティング研究会#1」をご覧になっていない方はぜひそちらと合わせてご覧下さい!!

まず今回の研究会にご参加いただいた企業様と、マーケティング課題が以下の通りです。

<ゼビオ株式会社>
「大学生におけるスポーツの価値とは?その価値を実店舗とどのように繋げるか考える」

<日産自動車株式会社>
「若者が心から欲しいと思える自動車サービス・プロダクトを提案する」

<株式会社吉野家>
「外食の機会が増える大学生にとって、吉野家を長期間にわたって利用してもらえるようになるための施策を考える」

<オール日本スーパーマーケット協会>
「若者にとっての食事とは何なのか?コンビニでもなく、ドラッグストアでもなく、ECでもなく、通いたくなる食品スーパーを考える」

各企業様につき4チームずつの計16チームが参加し、最終プレゼンテーションの結果は以下の通りになりました。

☆総合優勝、ゼビオ賞
日本大学水野ゼミ "チームフルハウス"
プレゼン内容は、「筋トレ好きのためのオンラインサロンの提案」でした。
スポーツの実施率が減少している大学生が唯一継続しているスポーツとして「筋トレ」を挙げ、男性と女性で取り組み方に違いがあることに着目し、そして男女それぞれに対して、コミュニティ、共創、診断をテーマとした筋トレオンラインサロンを提案していました。InstagramやTwitterのハッシュタグ分析を用いて、大学生のニーズを捉えそのニーズに応える提案をしており、独自性のある面白い提案だと感じました!


☆日産自動車賞
流通科学大学羽藤ゼミ"羽藤ゼミBチーム"
プレゼン内容は、「カーディーラーを用いた旅行プランの提案」でした。
若者の車離れや、多くの大学生が運転へ不安を抱えていることに着目し、大学生のうちに車に興味を持ってもらうための、旅行で車を利用するプランを提案していました。実際に私も運転への不安を感じることがあるので、そのニーズに応える旅行プランの提案は凄くありがたく興味深い提案だと感じました!


☆吉野家賞
日本大学河本ゼミ"河本ゼミチーム"
プレゼン内容は、「学生のゴールド顧客(年50回以上利用する週1ユーザー)を育てるための提案」でした。
学生のゴールド顧客の育て方として3通り挙げられるとして、それぞれを満たす、割引制度やテラス席の設置などの具体的な策と、得られる効果を詳細に分析して提案をしていました。策の内容もさることながら、その策を実行することで得られる投資効果なども算出しており、凄く信憑性がある提案だと感じました!


☆AJS賞
日本大学岸本ゼミ「チーム食パン」
プレゼン内容は、「大学生の食事における罪悪感解消のための店舗づくりの提案」でした。
大学生は食事の際に主に5つの罪悪感を感じるということに着目し、その罪悪感を解消させるための食品スーパーにおける店舗づくりの工夫について提案していました。私自身、大学生になってから食生活が乱れ、深夜の飲食などに罪悪感を感じることが増えたので、提案のようなものが食品スーパーにあったら興味が湧く提案だと感じました!

もちろん、決勝に進んだチーム以外の提案も、それぞれがこれまで何度も試行錯誤しながら進めて来たのだろうなと思える、素晴らしいプレゼンばかりでした!!

ではここからは、最終プレゼンテーションを終えた個人的な感想を述べていきたいと思います。

私はこの研究会を通して多くのことを学ばせていただきましたが、特に"探究する楽しさ"と"データで裏付ける難しさとその重要性”を学びました。
まず、“探究する楽しさ”とは、自分たちに不足している要素や新たな可能性に気がついた際のワクワク感です。企業様への施策の提案という初めての試みの中で、私は初め何から手をつけて良いのかさえ分かりませんでした。しかし、ゼミ生と試行錯誤を繰り返しながら議論を重ねていくうちに、今自分たちに不足している要素は何か、それを補うためにはどのようなデータ・資料が必要なのか、それらを得るためにどのように情報収集をするべきかが徐々にわかるようになっていきました。良いアイデアが出てこずに行き詰ってしまったときはなかなか解決策が見つからず大変でしたが、新しいアイデアが浮かんだときや今までとは違うモノの見方を発見したときは非常にワクワクしました。このことから、先が見えないと思うことも、情報収集をしながら探究していくことでだんだんと先が見えてくるということを学ぶことができました。
次に、“データで裏付ける難しさ”ですが、これには最後の最後まで苦戦しました。私たちはCCCマーケティング様のお力添えによって大学生ではなかなか経験ができない調査票の作成をする機会をいただきました。また、他のゼミの方々にもご協力いただき、少人数で行うインタビュー調査を実施することができました。こうして、発表の裏付けとなる多くの1次データを収集することができた一方で、想定外の結果が出る、調査後に不足しているデータに気がつく、データを十分に分析する知識不足など数多くの課題がありました。調査を行うと、それだけで満足してしまいそうになりますが、実際にはその後いかにして収集したデータを効果的に利用するかが重要だと今回初めて思い知らされました。

オリエンテーションが行われてからの約4ヶ月間は、常にオンライン上で議論をしていたので、直接会って議論する時とはまた違う環境で難しいこともありました。さらに最終プレゼンテーションの1ヶ月前からは朝起きてすぐにzoomを開くことが日課になっていたので、本番を終え約1週間が経った今、その日課がなくなったことに寂しさを感じ、ゼミ生にもずいぶん会ってないように感じます😢コロナ禍で人と接する機会が少ない日々の中、オンライン上でも人との繋がりを感じながら仲間と目標に向かって研究を進める時間は、貴重な時間であったとしみじみと感じます。
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改めて、CCCマーケティング様をはじめ、ご協賛いただいた企業様、各ゼミの先生方、この研究会に携わり、貴重な機会を設けてくださった全ての皆さまにに心より感謝申し上げます。
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今後のnoteでは、本ゼミより参加した2チームの最終プレゼンテーションまでの歩み、最終プレゼンテーションを終えたゼミ生たちの声をお届けしていきたいと思いますので、ぜひお楽しみに✨

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