学生マーケティング研究会6#15
こんにちは!!☀️
今回は12月後半に行っていたことについてお話していきます!!
12月後半は主に、以下の2点を重点的に行いました。
まず1点目は、前回まで行っていたデータ分析の結果を提案に織り交ぜ、説得力を持たせることです。前回までは、調査票の結果をクロス集計等を用いて分析していました。その後、データアナリストの方に助けていただきながら、提案のどの部分に、どのような分析結果を裏付けとして用いると、より説得力のあるものになるのかを考えていきました。例えば、アパレルに特化した店舗の提案が大学生に有効であるかを裏付けるために、「大学生」×「ファッションへの興味・関心」×「スポーツブランドへの興味・関心」のクロス集計結果を用いました。ここでは、前回も述べた通り、私たちが期待していた結果が出なかった項目があったり、こんなデータも必要だった、調査すればよかった、と後から気づくことも多くあり、苦戦しました。そこで活かされたのが、序盤で収集した二次資料です。しかし二次資料は既存のデータを用いるため、調査対象が大学生のみではなかったり、質問内容が私たちの望むものと少しずれていたりと、適切な二次資料を探すことにも苦戦しました。それでも、私たちが調査した一次資料と、収集した二次資料を上手く掛け合わせることで、提案により説得力を持たせることを意識しました。
2点目は、最終的に提案する実店舗の中身を具体化させることです。ゼビオ様の店舗の現状や、大学生の実態を踏まえ、より大学生に興味を持ってもらえるような店舗を目指しました。例えば、ゼビオ様を含め多くのスポーツ小売店は、シューズが縦や横に長い什器(※陳列棚など)に陳列されており、手に取りにくい印象を受けるということに着目し、円形で背の低い什器を用いることを考えました。考えとしては単純ではありますが、什器を変更することにより在庫の保管場所をどうするのかなど一筋縄にはいかず、難しい部分もありました。それと同時に、普段私たちが何気なく利用している店舗では、消費者が利用しやすいように試行錯誤を繰り返しながら店舗づくりがなされていると感じるきっかけにもなりました。
さらに、店舗の中身を考えると同時に、店舗をよりイメージしやすくするため、全体図や店舗の1部分をピックアップして具体的なポイントを伝える絵や図なども作成しました。そうすることにより、初めて見る方でも内容がイメージしやすく、頭にも入りやすくできるように意識しました。私たち自身も頭の中や文字でしか把握できていなかった店舗のイメージをを実際に絵や図におこすことで、矛盾している点や考えがたりていなかったスペースなどを明らかにすることができ、さらに改善していくことができました。
以上のことが、主に12月後半に行っていたことです。最終プレゼンテーションまで1か月を切ってからは、ほぼ毎日集まれる時間は常に集まり、議論を重ねていました。大変な期間ではありましたが、これまで私たちが考えてきたことをブラッシュアップさせていく過程は、難しさを感じつつも楽しい時間でもあり、私たち自身が着実に成長できていると感じられる期間でもありました。
次回は、いよいよ最後の記事です。これまでの過程を踏まえ提案全体の整合性をとること、さらに最終プレゼンテーションに向けた取り組みなど、集大成として行ったことについてお話していきます!!
ぜひ最後までご覧ください✨