【こんな映画でした】775.[赤い靴]
2020年 6月13日 (土曜) [赤い靴](1948年 THE RED SHOES イギリス 136分)
マイケル・パウエル監督作品。女優はモイラ・シアラー。バレエ映画。カラーだが、なんせ古くて、その点がきびしい。最後の最後までハッピーエンドになるかと思っていたのに、何という結末だろう。やはりヨーロッパ映画ということなのだろうか。
芸術家として生きるか、男性との愛を取るかで悩んだ末での、あっけない結論。一つの道をやり通すためには、様々な困難があるということ。良き指導者・良き理解者、そして良きパトロンが必要。しかし男性よりも、女性の方にその困難が大きいというのはなぜなのか。考えさせられる。時代性もあるか。
辻邦生が若い頃に観た映画として紹介されていた。