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【こんな映画でした】445.[ふたりのベロニカ]

2022年 9月 2日 (金曜) [ふたりのベロニカ](1991年 LA DOUBLE VIE DE VERONIQUE THE DOUBLE LIFE OF VERONIQUE フランス/ポーランド 97分)

 クシシュトフ・キエシロフスキー監督作品。初めて。ベロニカの二役をイレーヌ・ジャコブ(撮影当時25歳)。[さよなら子供たち](1987)で観ているようだが思い出せない(後で観て分かった。そこでもピアノを子どもたちに教える教師であった)。

 そもそもは『美しい人生の階段 映画ノート'88~'92』(辻邦生 1993年)に紹介されていた映画。この監督の撮り方の特徴は、まず説明のない映画ということ。ついでカットの切り替えが唐突の感。カットは比較的短いが、セクシャルなシーンはやや長かった。要するに一度観ただけでは、分からない、ということ。

 この手の映画を一度観ただけで何かを感じ取れるほどのセンスを、私は持ちあわせていないということだ。残念ながら。

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