【こんな映画でした】946.[らせん階段]
2021年 3月23日 (火曜) [らせん階段](1946年 THE SPIRAL STAIRCASE アメリカ 84分)
「サスペンス映画コレクション 名優が演じる犯罪の世界」の一枚。ロバート・シオドマク監督作品。[殺人者]に続いて二作目。ヘレン役をドロシー・マクガイア(撮影当時26歳)、[紳士協定](1947)で観ている。教授役をジョージ・ブレント(撮影当時42歳)。母親役をエセル・バリモア(撮影当時66歳)、[パラダイン夫人の恋](1947)で観ているようだ。
解説には「舞台は身体に障害を抱える女性ばかりを狙う奇妙な連続殺人事件が起きる町。声を発せないヘレンにも魔の手が忍び寄っていた。彼女の身を案じたウォーレン夫人は、彼女に早く屋敷から出るように勧めるが……。」
声が精神的ショックで出なくなった女性が主人公。肝心な時に電話で知らせることができないというハンディをうまく活かしてサスペンスにしている。初めの展開が、なかなか進まない感じで、どういうことになるかと焦らされた感じ。それが後半、どんどん進んでいくことに。犯人も私などはミスリードされて、違ってた。
ラストシーンのどんでん返しには、驚かされる。もちろん驚かされなければ、それはどんでん返しではないのだが。
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