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【こんな映画でした】73.[メリンダとメリンダ]
2021年 1月24日 (日曜) [メリンダとメリンダ](2004年 MELINDA AND MELINDA アメリカ 100分)
ウディ・アレン監督作品。見てみてようやくこの題名の意味が分かった。ちょっと凝った趣向の映画。食事をしながら話す四人(男3、女1)の喜劇と悲劇についての論議の中から出て来た一つの話(虚構)を別の俳優たちがそれぞれ演じていくというもの。したがって時々、この食事のシーンに戻ってている。
基本的には男女というか、夫婦間の愛情の問題。仕事についても妻が成功していて、夫が不調という場合の深刻さとか。で、ここでは二組の夫婦が設定され、それぞれに「メリンダ」という女性(ラダ・ミッチェル、撮影当時30歳)が同じ名前で絡むことになる。
一方は夫婦と同じアパートの階下に住むメリンダであり、もう一方は夫婦のうち妻の仲の良かった三人組の友達の一人としてのメリンダが登場する。こちらは夫と離婚して自殺未遂を繰り返す女性として。
三人組の友達を演じる女優では、ローレル役のクロエ・セヴィニー(撮影当時29歳)がカッコいい。[ゾディアック](2006)で観ているようだ。地味な脇役キャシーをブルック・スミス(撮影当時36歳)。