【こんな映画でした】637.[犬の生活]
2022年12月 7日 (水曜) [犬の生活](1918年 A DOG'S LIFE アメリカ 34分)
チャールズ・チャップリン監督作品。よくそんなに上手く、犬を演技させられたものだと感心する。ここでのチャップリンは例のダブダブズボンで、これ以上貧しいかっこうはないと思わせられるもの。酒場で歌っていた冴えない新人歌手にエドナ・パーヴィアンス。
最後は犬が取ってきてくれた財布のお金で、田舎生活を二人で始めることに。ラストシーンはそのお手柄の(?)犬に子どもが生まれ、それに頬ずりするところ。ささやかなハッピーエンドということか。
シーンで面白く見せるのは、屋台でパイを盗み食いするところとか、警察官との追いかけっこ。さらに職業安定所での順番待ちでチャップリンが他の人から弾かれてしまうところ(ここはタイミングが難しいので、かなりリハーサルをしたのではないかと)、犬が地面から財布を掘り出すところ、等々。