【こんな映画でした】577.[カルタの裏]
2020年12月 7日 (月曜) [カルタの裏](1948年 Le dessous des cartes フランス 86分)
アンドレ・カイヤット監督作品。3作目となる。主演はマドレーヌ・ソローニュ。男優はセルジュ・レジアニで[肉体の冠]で観ている。
解説では「愛人である警部と手を組み、夫の財産を奪おうと企むジェロディ夫人。夫はイタリアの山小屋で自殺してしまい……。『宝石館』に続き、名悪役のポール・ムーリスの演技が印象的!」とある。
これまたなかなか凝ったストーリー。二転三転というか、駆け引きが凄い。ラストは大人の解決方法ということになるか。
「カルタの裏」というのは、人間の二面性を言うのかもしれない。善人の表面と悪人の裏の顔、とか。