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【こんな映画でした】934.[ドイツ零年]
2020年 5月30日 (土曜) [ドイツ零年](1948年 GERMANIA ANNO ZERO GERMANY YEAR ZERO イタリア 73分)
何とも凄惨な映画である。舞台は第二次世界大戦後のドイツ。まさしく瓦礫の中にある。そんな中で一つの建物に何世帯もの人たちが一緒に暮らしている。食料は配給制であり、常に空腹状態。電気もガスも不十分。まさしく戦後の苦しい生活そのものである。
そんな中で、家族のために健気な12歳の少年エドムントが生きていく。学校の教師が出てくるが、エドムントにとってはそれはわざわいとなることに。
監督はロベルト・ロッセリーニ。言語はドイツ語のようだ。戦争の悲惨さ、そして何としても戦争はしてはいけない、と私たちに気づかせる。