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【こんな映画でした】899.[フォー・ウェディング]
2022年11月 9日 (水曜) [フォー・ウェディング](1994年 FOUR WEDDINGS AND A FUNERAL イギリス 118分)
マイク・ニューウェル監督作品。アンディ・マクダウェルとヒュー・グラントが主演。「四つの結婚式と一つのお葬式」というわけで、様々な形態の結婚式が登場する。主演の二人がいわば狂言回しでもある。
男女間の愛情のいろいろがあり、結婚に値する人との出会いの難しさを描く。そしてもしその結婚に本当の愛情が欠けているか、もしくは不十分であると気が付いたら、直ちに結婚式は止めて再考することが大事だと言っている。その通りだろう。大抵の男女間の愛情は錯覚であろうから(?!)、より時間を掛けて吟味すべきだ。
一つ悲しいのはどちらか一方が、この人こそと思っても、相手がそれに気が付いてない場合だ。この映画では最終的に気が付くのだが、たいていは時すでに遅しで、もう取りかえしがつかない。そんなことの方が多い。それが人生だ。
なお主人公チャールズに失恋する役だが、クリスティン・スコット・トーマスが良い。というか私の好きな女優である。とまれこの映画は拾いものだった。結婚を前にして悩んでいる(迷っている)人に、お勧めの映画と言えよう。