【こんな映画でした】1000.[昨日・今日・明日]
2019年 3月24日 (日曜) [昨日・今日・明日](1963年 IERI, OGGI, DOMANI YESTERDAY, TODAY AND TOMORROW 119分 イタリア/アメリカ)
ずいぶん久しぶりに観ることに(1989年12月23日以来)。これまた結構忘れているところがあった。特に第二話は忘れていた。それはあまり共感できないからだったろう。第一話は、ユーモラスな中にも生活の大変さが感じられる内容。最後の第三話が、気楽に楽しくというか面白く観られる。
イタリアはカトリックなので、どうしても信仰の影響が強く映画にも反映しているようだ。それでもラストシーンはお許しを願って楽しく過ごす事になるようだが。
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第三話に流れる軽妙・軽快な音楽は、一度聴いたら耳に残るもの。もちろんポピュラーとして、おそらくラジオから流れるのを何度も聴いたせいでもあろう。音楽の力はやはり凄いものだ。
あとは何といってもこの二人の主役。ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニ。もちろん私は彼女の方に目が行くのだが。
監督はヴィットリオ・デ・シーカ。[自転車泥棒] (1948)・[ひまわり] (1970)を観ている。
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なお、ロバート・アルトマン監督の[プレタポルテ](1994年 PRET A PORTER READY TO WEAR アメリカ 133分)で、この二人が再会するというエピソードが挿入されている。【こんな映画でした】789.[プレタポルテ]を参照してください。
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