【こんな映画でした】892.[完全なるチェックメイト]
2021年 7月23日 (金曜) [完全なるチェックメイト](2014年 PAWN SACRIFICE アメリカ 115分)
エドワード・ズウィック監督作品。アマゾンプライムで。お目当てはソフィー・ネリッセだったが、最初のちょっとだけだった。
率直に言って、政治あるいは権力者というのは何でも利用するということ。利用された人間の悲劇が描かれているとも言える。これは実話のようだが。
原題はいろいろと意味深のようだ。所詮、国家にとっては一つの犠牲とするコマに過ぎない、ということだろう。これは政治映画だ。
それにしても天才と何とかは、紙一重というやつだ。気の毒としか言いようがない。果たして幸せな時はあったのだろうか。彼は言う。「すべては理論と記憶。選択肢は多いと思われるけれど、正しい指し手は一つ」といったようなことを。確かに後から考えて正しいものは一つしかないだろう。シビアな勝負の世界だ。
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