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【こんな映画でした】912.[ピクニックatハンギング・ロック]
2021年11月19日 (金曜) [ピクニックatハンギング・ロック](1975年 PICNIC AT HANGING ROCK オーストラリア 107分版)
ピーター・ウィアー監督作品。辻邦生の『私の映画手帖』(1988年)で紹介されていた映画。ようやく手に入れて観ることができた。事件だけを追っていくと、女子生徒二人の失踪事件ということになる。あと教師も一人いなくなるのだが。
生徒で目立つのはミランダ役のアン・ランバート(撮影当時19歳)で、何とも言えない容貌をしている。彼女を中心にして何かがあるようなのだが、一回目ザッと観ただけでは分からなかった。これからメイキングを観る。
なおここで「107分版」としたのは、ディレクターズカット。公開は116分版だったそうで、この削除に監督は不服だったようだ。削除された8分余りを特典映像で観ることができる。かなり趣きが違う。
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2022年 4月28日 (木曜) [ピクニックatハンギング・ロック](1975年)メイキング
2021年11月19日 (金曜)に観たDVD同梱のメイキングを観る。一枚タップリ入っている。原著者のインタビューも。
それによるとみんな結末を知りたがる。あるいはこの内容が事実かどうかを知りたがる、と。謎は謎のままにしておけばいいのに、と。
私もそう思う。事実かどうか、その決着はどうかを追求しなくても、そのプロセスを楽しめばいいのだから。