【こんな映画でした】120.[逃亡者]
2021年 9月28日 (火曜) [逃亡者](1993年 THE FUGITIVE アメリカ 130分)
アンドリュー・デイヴィス監督作品。ハリソン・フォード主演。その奥さん役にセーラ・ウォード。そしてジュリアン・ムーアが少しだけ出てくる。あとはほとんどをジェラード保安官のトミー・リー・ジョーンズ(撮影当時46歳)が。女性の出番は少ない。
[逃亡者]はテレビドラマとして、私は中学校時分に観ていた。そのイメージが強くて、これまで映画を観ようとは思わなかった。今作はやはりモダンな設定に変えてあるようだ。一々の比較はできないが。
とまれエンタテインメントとして面白く仕上がっている。オープニングシーンの護送車が線路上に転落し、列車が追突してくるなど、なかなかお金の掛かった作り方であった。
それにしても身近なところにいて、味方のふりをする人間が裏切り者だというのはよくある話だ。まったく人を信用できなくなってしまうが。
それと警察官はすぐに発砲する、と言わせているが、止むを得ない現実があるのも事実のように思える。つまり拳銃を持つ犯人の方は遠慮なく撃ってくるからだ。