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【こんな映画でした】273.[サイン]

2021年 6月 2日 (水曜) [サイン](2002年 SIGNS アメリカ 107分)

 M・ナイト・シャマラン監督作品。[ヴィレッジ](2004)を観ていた。順序は逆になったが、内容的には類似のジャンルと言えるか。それでもこの[サイン]の方が分かりにくかった。特にその宇宙人らしきが本当に主人公たちの家を襲ってくるところは、お粗末としか思えない。何ら必然性も必要性も感じられず、昔の映画へのオマージュなのかもしれないが、何とも。

 子役二人も、父親役のメル・ギブソンも真面目にやっているのに、空回りとしか思えない。それでも「腐ったトマト」の評論家は74%、オーディエンスで67%だから、大したものだ。アメリカ人というのは、この手のものが好きなのだろう。

 アビゲイル・ブレスリンの映画初出演作、撮影当時6歳のものということで観た次第。ほとんどセリフはない。彼女のお兄さん役(ロリー・カルキン)がセリフを。

 原題は、「足跡」「通ったあと」ということらしい。トウモロコシ畑の中の倒された跡が、宇宙人の足跡というのか。映画の中では「着陸目標」のようなことだと言っていた。

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