【こんな映画でした】329.[星降る夜のリストランテ]
2021年 1月20日 (水曜) [星降る夜のリストランテ](1998年 LA CENA イタリア/フランス 108分)
エットレ・スコーラ監督作品。2020年12月 9日 (水曜)に観た[特別な一日](1977年)に続いて二本目。原題は「夕食・夕飯・ディナー・晩餐」といった意味。舞台はローマの下町で、「夕食」を食べさせるお店ということか。
この店を切り盛りする女主人をファニー・アルダン、撮影当時50歳くらいで、役柄通りの年齢ということになる。[隣の女]・[愛と哀しみのボレロ](1981)で観ている。
常連客で一番乗りする教授(元教授だろう)をヴィットリオ・ガスマン、撮影当時75歳くらいか。一人で毎日夕食を取りに来ているようだ。それもリゾットを。そのせいで客たちや女主人のことなどもよく見て分かっている。そこからラスト近くで、彼女にアドバイスをすることに。
[暗殺の森]でのジュリア役のステファニア・サンドレッリ、当時23歳が、この映画ではお母さん役で。太っていたので分からなかった。51歳になっていたか。
なおこの作品は中古DVDが高かったので、VHSで手に入れた。もっとも画質は最悪ではある。これだけが特別に悪いというわけではないのだが。