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梅雨前の植物の手入れ

本日は有志で植物の手入れをしている集合住宅の5月、6月の庭について。

まずは、5月初め。
今年は前年の剪定がよく、大手毬が見事に開花した。
実はこんな感じになればいいなあとセカンドハウスにも苗木を植えている。
白い花だけの庭をいつか作ってみたいと思っている位、白い初夏の花木には目が無い。4月に植えたばかりの柏葉紫陽花は葉が全部無くなるくらい、『鹿の食害』にあったが、隣の大手毬は芋のところ無事。来春無事に乗り切れることを願っている。

大手毬

次に5月末には夏椿も咲き始めた。
夢のように美しい。
夏椿は高い枝先に下向きに花を付けるので、撮影が難しいもの。階段脇の側に植えてあるため、運よく階段の上からお顔を覗き込んで撮影することができた。

夏椿

そして迎えた6月。
流石に草が朦々と茂り始め、蚊や蜂の巣の心配もあるので、今年は草刈機を導入。というのも、『有志の高齢化』により庭のサイズに比べて人手が足りなさすぎで、手で草を抜くようなことではもう追いつかなくなったという理由。
昨年この時期、草刈中にアシナガバチに刺されたので、もう二度目は許されない。今年は蚊除けスプレー、長袖二枚、首回りを封じ、帽子にメガネと武装し、草むらに飛び込む。
そして、草刈りと枝すきミッションを追え、虫にも刺されず無事帰還。

紫陽花が満開

今年の紫陽花類だが、柏葉紫陽花は残念だった。
昨年植木屋さん選定をお任せしたら、切られすぎて『これじゃあ、来年無理かな』と思っていたらやはり今年はほとんど花を付けなかった。今年は、切らないようにお願いしないといけない。
今年はその分、アナベルが頑張ってくれている。

この庭は水が多く、普通の紫陽花は強選定してもあっという間によく育つ。
2m超えの大株もあり、流石に花も見えないし、風通しも悪くなるので昨日は伐採しメンバーで分けた。
バケツに入れてバルコニーに置き、家の中から鑑賞することにした。

伐採した紫陽花

なんとか梅雨入り前に草刈りも終え、熱い珈琲を淹れてさっぱりしたのも束の間、バルコニーの紫陽花を眺めてあることに気が付いた。
今日のうちにバルコニーの多肉植物たちも猛暑と湿気から退避させないといけない。冬越しよりも梅雨や夏越しの方が難しい。
昨年も大雨の度にカッパを着て出したり、入れたりの移動が大変だったのだ。
葉が取れて小さくなったエケベリアたちは、一まとめに寄せ植え。
そして軒下になる玄関前に引っ越しを終えた。

多肉植物の梅雨越し

今日もあれこれ整えていたら、あっという間に時間が過ぎていた。
植物には癒されるが、お手入れはキリがない。
そして天候、土壌様々な要因で毎年違った結果が出る。
でもそれに翻弄されるのが楽しいんだと思う。
それこそ『庭仕事の愉しみ』だ。

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