アフェクショネイト珈琲さんのグランドロック

今日はアフェクショネイト珈琲さんのグランドロックを飲んだ。正直に白状すると、購入するタイミングを間違えて、一週間近く冷凍庫で寝かせてしまっている。なので、コーヒーにとって不利な状況での批評だ。この点、お知りおきください。

まずは豆を食べてみた

アフェクショネイト珈琲さんの豆は見た目からしてコーヒーオイルを感じる。今回の豆は深煎りで、黒ぐろと輝いている。とりあえず、豆をそのまま食してみた。

もちろん、ビターである。焦げを感じる苦さである。しかし、その中で確かな甘みも感じる。第一印象は、ビターな焼きチョコと言ったものだ。

飲んでみた

今度は抽出してみる。コーノのドリッパーで、15gを320mlくらい。ちょっとお湯を入れすぎた。
一口飲んで、自分の抽出法を恨んだ。これは、もう少し濃く淹れたほうが真価を発揮するタイプの豆だ。
口に入れたときの第一印象は、確かな苦味。でも、オラオラと主張してくる苦味ではない。例えば缶コーヒーとかであるストロング!超苦味!とは対極を行く。
苦味がある。でも、その強い苦味が全くいやらしくない。上品な喫茶店で出てくるような、そんな苦味なのだ。先ほど、もっと濃く淹れるべきだったと申し上げたが、そう感じた所以はこれである。この上品な苦味なら、もっと濃く味わってみたい、と思わされたのだ。
豆そのままで頂いたときのビターチョコのフレーバーはたしかに感じる。苦味のあとに来るというよりは苦味とともに現れる。そしてそれはコーヒーが冷めて行くにつれて前面に主張してくるようである。嫌な酸味はないため、冷めてくれば(薄く作ってしまったという事情もあるが)マイルドな口当たりとなり、ゴクゴク飲める。これで水出しコーヒーを作っても面白そうだと思わせてくれる。

というわけで今回はアフェクショネイト珈琲さんのグランドロックを批評してみた。アフェクショネイト珈琲さんのコーヒーはもう一つ購入してあるので、それもまたレビューしてみます。

【追記】
今度はメリタで淹れてみました。強い苦味が全然嫌らしくない。上品な味ですねぇ。喫茶店が見える…

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