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地獄の痛みの腎臓結石でアメリカの救急病院で泣いてきた日

こんにちは。

普段から医者にかかることが全然ない、健康だけが取り柄の私だったのですが、数日前に救急病院に行くことに。。。
自分の記録のためにも、アメリカのERがどんな感じだったのか書いてみようと思います。

改めて調べてみると日本でも腎臓結石でER行きになる方は多いようですが、応急処置の仕方は違うのかもしれません。


痛みは突然にやってきた


忘れもしない月曜日のこと。ヨガから戻ってきて、シャワーを浴びる前に家事をしていたら、急にお腹が痛くなり、うづくまってしまいました。

これまで体験したことのないような激痛。不安に思って考えていたら、外出先から夫が帰宅。
ウンウン唸ってる私を見て、

大変だ、盲腸だ!

と私を救急病院に連れて行ってくれました。

近所に巨大な総合病院があり、救急病棟もあるのです。ビルの上には、救急ヘリが待機してるような場所です。
バレーパーキングがあるので、入り口まで乗り付けて、ボーイさんに鍵を渡して私と夫はチェックイン。

ちなみに、私がアメリカのERを訪れたのはこれで3回目。。涙

医者にかかったことはないのですが、
1回目は20年くらい前に落馬したとき。
その次は、その数週間後にキッチンで滑って腕の骨を折ったとき。
当時の夫がERに連れて行ってくれました。

アメリカの救急車は有料(たぶんかなり高額)だし、事故でないなら自分で行くほうが早かったりします。Valetパーキングを使えば駐車場から歩かなくていいのだし。

すぐにチェックインして、待合室に座らされたのですが、あまり激痛に椅子に崩れ落ちました。でウンウンと声が出てしまい、冷や汗もダラダラ。座ってられずにかがんでしまう。辛すぎる!

強いていえば陣痛の痛みに似てるかも。本当に息ができないほど。

名前を呼ばれて部屋に入り、どうにか採血してもらい、採尿して、もうダメ!崩れかけたときに、見かねたスタッフが私を優先にしてくれて、車椅子に乗せて小走りでCTスキャンルームまで連れて行ってくれました。

まっすぐ寝るのが辛くて苦しくて、でも手際よくさっさと終えてくれました。

それからまた車椅子に乗って、小走りで夫のいる待合室まで戻って結果待ちだったのですが、吐き気に襲われて

吐く~!!!!!

と騒いだら、

即座にビニール袋を手渡してくれました。

本当に感謝。

でも辛すぎて、待合室では痛みと、吐き気で泣きながらうずくまっていたのでした。こんな目に遭うなんて、生きるって大変すぎると思った瞬間。

その日は、ちょっと混んでいたというのです。



アメリカのER


アメリカのERと言うと、銃で撃たれて流血してる人とか、ぶっ刺されてうめいてる人みたいなドラマのイメージがありそうですが。。周囲には車椅子に乗った高齢者がちらほらいただけ。

誰も痛みなど感じてない雰囲気があり、それはそれでホッとしました。

スタッフたちも急いでくれていたようで、またまた車椅子に乗せられて担当の看護師さんのもとに行き、取り出してくれたのが

モルヒネ注射。

さすがにぎょっとしましたが、打ってもらった2秒後には痛みが緩和。

その後、痛みは再発せず。

奇跡ですね。すごすぎる。

たぶん、ここが海外との違いかなとも思うのですが、どうでしょう。

それと、吐き気止めの注射をしてもらったあとは嘘のようにすべてが正常に戻り、暗い個室のベッドでしばらく休むことができました。
傍に夫がいて安心だし、ものすごく感謝でした。

だって、これが、海外だったら?飛行機の中だったら?
考えただけでも絶望的です。

少なくとも自宅で起きたこと、夫がいたこと、応急処置を受けられたことにはもう感謝しかありません。

廊下では車椅子に座っているおばあさんが、
「私はどこも痛くもないのに、何時間もここに座らされてて不愉快だ!家に帰りたい!空腹だ!」と騒いでいました。
あまりにウルサイので看護婦さんがサンドイッチを持っていってあげて、検査に時間がかかっていることを説明。

「ベッドから落ちたのにどこも痛くない。息子が勝手に連れてきた!3人の子供がいるんだけど」と怒ったように言っていたのですが、

そんな息子さんがいるなんて本当に良かったじゃない。と思ってしまったほど。でも、文句を言ったり食べたりする元気があるってことですよね。だから帰りたいのでしょう。

しばらくするとドクターが来て色々説明してくれたところによると、腎臓結石があったとのこと。3ミリだから大丈夫。このまま帰宅して問題ない。ただ、感染してる部分もあるから、お大事に。と薬を処方してくれました。

その後2日間は、朝も夜も吐き気に襲われ続けて、これまた超大変でした。胃の中空っぽなのに嘔吐したくなる。という状態が続いてるのだから、苦しくて涙。

でも、自宅で静養できてることに感謝。

人生何が起きるか分からないし、イヤなことは起きますよね。

スピリチャル的に言えば、これを引き寄せた解釈は色々あります。
でも物理的に言えば、自分が十分に水分補給をしていなかったことを、この3か月ほど自分で実感していました。体からの声は聞こえていました。

それなのに、ちゃんと与えていなかった。
自愛のことを話しているのに、自分でそれができていなかったわけです。
ダンスやヨガで汗を流していたのだから、もっとお水を飲むべきでした。

本当に大反省。

世界のどこにいようとも、今年は猛暑で大変だと思いますが、水分補給を怠ることで引き金になることが多いようです。

みなさまも、ぜひぜひ、気をつけてくださいね!

この痛みは地獄ですから。
私も再発しないように気をつけます。


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