ミッドライフ・クライシス(40歳から60歳)に陥ったら。。。乗り越え方のヒントBy●中田敦彦
ミッドライフ・クライシス(中年クライシス)っていう言葉に、馴染みはありますか?
ミッドライフクライシスは、心や身体、環境などの変化によってアイデンティティが揺れて心の葛藤が起きること。
典型的な「アメリカ男性のミッドライフクライシス」のジョークだと、赤いスポーツカーに乗り替える、ボートを買う、服が派手になり、さらには若い女の子と付き合いはじめる――まさに「人生を一新しようとする」象徴的な行動としてよく挙げられます。もちろん、女性版もあるのですが、最近では日本でもこの言葉が使われ始めてるのでしょうか。
さっき、突然、お薦めに流れてきた中田敦彦氏の最新動画が、すごく面白かったんです。長かったけれど、ついつい惹きこまれて、クローゼットの整理をしながらずっと聞いてしまいました。彼が動画を休んでいたことを知らなかったし、ミッドライフクライシスの話題にも驚きましたが、動画で、こう言っていたんです。
*ちなみに、彼はミドルエイジクライシスと言っていますが、英語だとミッドライフクライシスなので、このページではこちらを使いますね
ミドルエイジクライシスは、自分の中に物語がひとつしかないことに起因する
これ、名言ですね。
誰もが何かを感じる部分があるのではないでしょうか。
大きな目標に向かってがむしゃらに頑張ってきた人は、そのいくつかが成し遂げられたあとに、根幹となる物語のコアがもうチェックされたような感覚になってしまう。
大きな物語のゴールが叶ってしまった。
だから頑張って続けるのがしんどくなってくる。
もちろん、人はそれぞれ、とした上で、ですが。
私は目標を立ててがむしゃらに頑張る人生を送ってこなかったので、自分のこととしてピンとは来ないのですが、こういうアメリカ人男性が周囲に多いので、すごーくよく分かるのです。
没頭と喪失
夢を追いかけて叶った瞬間と、諦めた瞬間は、同じ精神状態になる。
つまり、没頭と喪失が、ミッドライフクライシスへ。
彼のように大きな成功を成し遂げた人の言葉だから信ぴょう性があり興味深いですよね。
『仕事をやればやるほど家族が喜ぶかっていうと、そうではないことに気付くんですよね』という言葉も、多くのアメリカ人男性たちから何度聞かされたことか。
そんな彼の見つけた
ミッドライフクライシスの抜け出し方は、
目標というより、予定を立てること。
数か月後に自分が何をするか決めてみると、トンネルの出口が見えてくる。
時間がありすぎると自分を見つめすぎてしまうので、少し先の予定を立てることで救われる。名声や売り上げを気にしないこと。自分が、好きと思えること。たとえ下手であっても、批判されても、本当にやりたいことをシンプルに続けてみる。
好きじゃないと感じたものは、なくしていきたいという彼。
名声が欲しい、お金が欲しいと思うと、嫌なことでも我慢していたけど、
今は我慢する理由がなくなってきた。という言葉は深いですね!
みなさんは、どう感じますか?
私は共感する部分も多いし、実際にやっていることだったりするので
なんだか嬉しくなりました。
女性の場合の典型的なミッドライフクライシス
男性の典型的なミッドライフクライシスが外面的・物質的な変化に焦点を当てるのに対し、女性の場合は、感情や人間関係、個人の成長に焦点を当てる傾向が多いと言われています。
私はまさにこちらの方。
離婚を機にライフスタイルが変わったし、子供が巣立ったときの喪失感など、感情、人間関係が起因していました。
そして、『個人の成長に焦点を当てる』ことを徹底的に意識したことで、ミッドライフクライシスと呼ぶほどの体験もなく、喜びの世界にシフトできた感じです。(その具体的な方法をキンドル等でもお伝えしています)
私もまだまだ学ぶことだらけだし、誰もがさまざまな人生を生きているので答えはひとつではないけれど、こんなふうに何かをやり遂げた人の話を聞くのはとっても参考になりますよね。
自分の中で思いこまなくていい。
それは、方向性を狭めるだけ。
とか、いい言葉も多いけど、息子君の英語のジョークが分からなかったという部分には爆と共感。面白い部分も多くて、最後まで楽しく聞いてしまいました
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お読みいただきありがとうございました♡
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確かに、男性だけでなく女性にもミッドライフクライシスは起こります。ただし、女性の場合は社会的な期待や家族の役割から解放されることを契機に、自分自身の夢や欲求に向き合うケースが多いかもしれません。突然の変化は色々と笑い話にされがちですが、人生を振り返り、「これからどう生きたいのか」を考えるきっかけとしてミッドライフクライシスがあるのは、実は貴重なチャンスとも言えますね。