父方の祖父が倒れ入院した日のこと。 「ね… 悪いんだけど明日病院に泊まってくれない?」 「え〜 明日?」 電話口の母は申し訳無さそうな声で私に言った。 母は家事をするために週に一度は家に戻るので、その時は私や兄弟に助けを求めてきた。 祖父は無口な人で、いつも無表情。笑った顔をあまり覚えていない… 働かない人だったので、祖母は大変苦労をしたそうだ。 私の記憶の中では一度だけ公園に連れて行ってもらった事があるが、私が遊び終わるのをつまらなそうな顔でただ座って待って
1.出会い 「裕くんは落ち着きがないし、友達を叩くし、言うことを聞かないから大変だよ」 大げさなジェスチャーを混ぜながら少し興奮気味に、裕くんがクラスでどれほど悪さをして、どれほど苦労したかを切々と語る愛先生。 春休み中の静まり返った教員室の窓から少し冷たい風が入り込んできて愛先生のサラサラのセミロングの髪がふわっと揺れた。 問題児と言われていた裕くんを前年度受け持った愛先生は私の2歳上で小柄で可愛らしい女性。 某国立大学出身だけあって教員研究報告書などの書類は光景が
父にメッセージを送れていない… きっと待ってる どうしよう… 永遠に伝えられるわけじゃない… 伝えられる時に伝えなくちゃ… 自分にも人にも、とにかく厳しい父 愛を知らずに育ち、愛し方が分からなかった不器用な父 寂しがり屋な父 苦労も心配もいっぱいかけたね 親孝行させて 元気でいて 長生きして 大好きだよお父さん 父の日だけどなかなか父にメッセージが送れなかった 父に中々メッセージを送れないまま時間だけが過ぎてしまい、気持ちだけ焦っていました。 父にどんな
人から意地悪された時に、怒りながらその人の話しを母にすると 「かわいそうな人だね…」 いつもそういう。 私の怒りの持って行き場がなくなり 「かわいそうなのは私だよ」 そう言っていたけど、母の言っている事が分かるようになった。 やっぱり意地悪をする人はかわいそうな人なんだって…
子供達を抱きしめる時によく心臓の音を聞く 胎嚢が確認された時、流産を繰り返した私はまだ喜べなくて冷静だった 2週間後、心音が確認できた時は自分でもびっくりするくらい号泣していた 本当に嬉しかった 新しい命が私の中にいるんだって… 子供達の心臓の音を聞き今日もあの日を思い出していた… 新しい命 いつか望めば必ずママになれるものだと思っていました。 でも実際は違うんですよね。 親になりたくてどんなに努力してもなれない方達もいるんです。 私の友人や家族にもいます。
Twitterの言葉を残していこうと思う 何故 Twitterの言葉を残したいのか? Twitterでツイートした言葉をこのnoteに残してみようと思います。 Twitterは私の子育てブログを紹介したい為に始めました。 始めていくうちに、子育てって色んな事が関わっているんだと気付かされました。 でも子育てブログに何もかも詰め込むのはどうなのかと方向性をどのようにしたらいいのか少し悩んでいます。 noteには私が普段考えていることや私の過去のことなども書いていこう