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双極性障害 援助してほしいこと

今回は家族や周囲の人に援助してほしいことをあげた。
信頼関係が構築されていることが前提で、話すタイミングや話し方、非言語的コミュニケーションも大事だなと思う。

①「薬飲めてる?」と聞く

双極性障害の方に「薬を飲んでいますか?」と尋ねることは、その人が治療計画に従っているかどうかを確認するためのものです。
しかし、このような質問はデリケートなものであり、受け取り方によっては支援的とも受け止められる一方で、プライバシーの侵害や不信感を抱かせる可能性もあります。そのため、質問する際には、相手の感情やプライバシーに配慮し、信頼関係を築いてから行うことが重要です。
また、質問の仕方によっては、その人が自己管理能力を高め、治療へのコミットメントを促す効果も期待できます。
相手の状況や関係性に応じて、適切なコミュニケーションを心がけることが大切です。


②「ぼちぼちいこう」「ゆっくりいこう」と言う

双極性障害の方に「ぼちぼちいこう」「ゆっくりいこう」と言うことは、彼らがプレッシャーや焦りを感じずに、自分のペースで物事に取り組むことを奨励するメリットがあります。
このような言葉は、忍耐と理解を示すことができ、安心感や支持を提供することができます。また、治療や日常生活において、無理をせずに一歩一歩進むことの重要性を伝えることができます。
ただし、その人の状態や感情に配慮し、適切なタイミングで使うことが大切です。言葉一つ一つが、その人の気持ちに影響を与えるため、慎重に選ぶ必要があります。



③日常生活が整う声かけをしたり、行動を共にする

双極性障害の方に日常生活が整うような声かけをすることや、行動を共にすることにはいくつかのメリットがあります。

安定した日常の構築: 定期的な生活リズムやルーチンを促進することで、気分の波を安定させる手助けになります。
社会的サポートの提供: 一緒に行動することで、孤立感を減少させ、社会的なつながりを強化します。
自己効力感の向上: 小さな成功体験を積み重ねることで、自己管理能力や自信を高めることができます。
ストレスの軽減: 安心できる人との時間を過ごすことで、ストレスを感じにくくなります。

これらのメリットは、双極性障害の方がより良い治療結果を得るために重要です。しかし、その人の現在の状態やニーズに合わせて、適切なサポートを提供することが大切です。
また、その人のプライバシーと自立を尊重することも忘れてはなりません。どのような支援が最も効果的かは、個々の状況によって異なるため、柔軟な対応が求められます。


④未来志向の声かけをする

希望の提供: 未来に対する前向きな展望を持つことで、希望を感じ、モチベーションを高めることができます。
目標設定の促進: 具体的な目標や計画を立てることで、治療や日常生活における自己管理をサポートします。
ポジティブな思考の強化: 肯定的な未来のイメージを持つことで、ネガティブな思考パターンを打破し、気分の安定に役立ちます。
回復への動機付け: 長期的な視点を持つことで、現在の困難を乗り越えるための動機付けになります。

これらの声かけは、双極性障害の方が自分の状態をより良く理解し、積極的に治療に取り組むための支援となります。
ただし、未来に対する圧力を感じさせないように、その人のペースや能力に合わせた声かけが重要です。
また、現実的で達成可能な目標に焦点を当てることで、失望や挫折感を避けることができます。個々の状況に応じた適切なサポートが、最も効果的な声かけとなるでしょう。



「おはよう」「ごはんよー」「お風呂はいってねー」何気ない言葉だけど、実は大事な声かけだと思っている。

朝になかなか起きられない。起きてきたら「おはよう」と言うのは、よく起きてきたねという労いの言葉でもあると思う。ちゃんと見守ってますよの、合図って感じ。

食事の時間を一定にすることも大事だ。生活リズムを整え、薬の飲み忘れ防止にも役立つ。食欲がなくて食べられない時もあるが、一日一食でもバランスの良い食事が摂れればOK。

入浴は日常生活のなかで最も体力、気力を要する時間だ。入ろう入ろうと思いながら先延ばしにして、どんどん時間は過ぎていく。しかし就寝時間までに頑張って入る。入れてる間は見守っていてほしい。

毎日食後の後片付けをする。茶碗を洗うのに立っているだけでもしんどい。たまに料理をする。DIYもする。調子がいいか軽躁の証拠だ。九割のうつ期はそうはいかない。一日中ベッドのなか。こっちが「いつも」なので、問いただしたりせずに、いつも通りに接してほしいって思ってるな。