人はなぜSNSで「フォロー」するのか
時折、コンテンツを作りこんで、デザイン性、クリエイティブ性、どれも凄くいいのにフォロワー数が圧倒的に少ない人に出会う。
凄く可愛くて、芸能人レベルの美形なのに、なぜかフォロワー数が少ない人に出会う。
なぜだろう?
今回、SNSでフォロワーを付けるために必要な要素を分解して考えてみた。
ファッションとしてのフォロー
これは我々が身に着ける、服、アクセサリーと同様だと思う。
具体的に音楽で考える。
キングヌーや髭男、(最近はやりのRin音)はまさしくこの要素がたっぷりあると思う。
音楽アーティストであれば、曲の良さは勿論大前提だけども、それだけじゃもう勝てない時代になっている。
要は、競合が多すぎて「音楽」だけで戦うのはかなり難易度が高い時代になっている。
別の付加価値が必要なんだ。
その付加価値として、音楽界必須なのが、ファッション性。
センスで戦う場所ではセンスを+して身にまとうしかないのだ。
特定のアーティストの曲が好きなのではなく、このアーティストの雰囲気や、ファッション、容姿も加味した上でファンになっていると思う。
ライブハウスにいけば分かりやすく、お洒落バンドは、それっぽい服装をした人が多い。音楽だけ聴きに来ているのであれば寝間着でよくないか?
Youtubeで、このアーティスト登録したいと思う瞬間も、MVのセンスがかなり関係していると思う。
もっと解像度高めた話ができそうだが、今回は大枠のお話。次の話に進もう。
自分に近しい人としてのフォロー
これはいわゆる自分と仲良い人間であれば、「関係性」によりフォローされる。
企業間の使い方でいうとインスタの「ストーリーシェア」がかなり近い動きではないかな、と思う。
近しい知人がアパレルブランドを勧めてる、なんかよさそう。かっこいい友達がきてるブランドだ。買ってみようか。。。そんなイメージだ。
直接出会ってしまう、直接のアプローチ方法も同様である。
昨今アイドルは、AKBの握手会成功が起点に実際に、ライブ後にチェキ会や握手会が実施されている。
個人的にお話してしまえばこっちのものである。
1回でも会えば実際に話したという経験が積もり「知人」へと変化を遂げる
オフラインばかりの話なのでオンラインのお話をすると
「相互フォロー」や「配信ライブのコメント」「DM返信」
これもファン構築「フォロー」の1つの手になるのではないかと思う。
ふと、フォロー整理をする瞬間が若い人の間で常識となっている。
そのキープとして役立つのが、この相互的感情だと思う
この人は「相互だから…切れない」
心理的に近しい範疇に入りこむのである。
憧れ(ブランド)としてのフォロー
この要素は、まぁあまり説明しなくともわかる人はわかるはずだ。
憧れでフォローするのだ。
要は何かの分野でとがるのが手っ取り速い。
お笑い芸人の金字塔(TVでの露出が多い)=有吉
ビジネス界隈の金字塔=孫さん
とりあえずその道でプロっぽいからフォローしようという心理である。
メディア露出がてっとり速い。
(TVは最近伝統芸能化していると、キンコン西野さんがいってたけど)
正直、一般人の感覚的にまだまだTVは憧れの存在に近い。
企業がひとつのチャンネルでやってる番組に出演するのは本当に強い。
abemaTVに出た!とかもブランディング要素になる。
あとはフォロワー数かな。この人なんか凄そうだからフォローしとくか、ってやつ。フォロワー数がある程度いけば、なんか凄そう(勿論、発信してるコンテンツ自体も重要だが)という理由でフォローされる。
感情への期待としてのフォロー
これは本当に大きくまとめすぎたかもしれない。解像度高めにいくともっと分解される。
要は、その人やそのチャンネルに期待してフォローするのだ。
だから完結していてはいけない。
これはストーリーがあるとかなりいい。
最も分かりやすい例を出すと
桃太郎でなく名探偵コナンじゃないといけない。
コナンは黒幕が誰なのかずっと気にさせたままもう20年以上続いている推理漫画である。
一方金田一少年の事件簿は、黒幕など特にいないため、推理自体はわかりやすく個人的に名探偵コナンよりも面白いが、短命で終わってしまった。
以前、ぼくが出した「〇日後」シリーズの”フォローさせる”という動きはまさしくこのイメージに近い。
ただ、これはストーリーが終われば短命化する。
炎上がまさしく短命に終わるいい例
青汁王子は一度炎上したが何かとがったものを元々発信していなかったため、グーグルトレンドをみると、検索回数がガクッと落ちている。
一方前澤社長はというものの正月のプレゼントキャンペーンを1回でなく数回実施。また以前から、ビッグなこと(剛力さんと交際やらZOZO売却やら)しているためそこまでガクッと下がっていない
炎上系は常に楽しませる必要があるのと、もともとコンテンツ発信ができていないと、持続的フォロワー数の伸びは期待できない。
つまり、ユーザーを常に期待させないといけない。
その期待を分解して簡単なのが
三大欲求(お金・性欲・食)
顔がいいから、おっぱいがでかいから、であればフォローされやすい。
お金のプレゼント企画もそうである。
美味しそうなグルメもその一つである。
むっちゃ簡単じゃね?
このやり方エネルギーが必要なのと、顔や身体が劣化したらフォロー解除されるw
やるのであれば、コンテンツ発信してコツコツ積み上げて、ブランド化させた後に、なにかストーリー性のあることをおすすめする。
最後に
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