写真撮影の基礎 素人の学び始め
素人なりに写真の基礎を学び始めてみたので、まとめてみます。
気の向くままに撮っていてももちろん楽しいのですが、ちょっとした基礎を学んでみるだけで自分の写真が変わったり、奥深さに気づくことができました。
1.写真を作るプロセス
写真という1枚の作品を作るためには、実はプロセスが存在します。スマホだろうと一眼レフだろうとある程度共通しています。
・構想を考える:どんな写真を撮るのか、何を伝えたいのか イメージとできればストーリーまで考える
・構図や被写体を考える:構想に従い、何をどうやって撮ることで実現するのか考える
・撮影する:撮影場所や被写体の環境を整えたうえで、実際に撮影する。1枚で成功するとは思わずトライする
・加工/現像する:デジカメの場合は現像された画像ができます。仕上がりを整えるため撮影した画像を加工します
・選別する:撮った写真のどれを見てもらうのか、選び抜く作業、ここも表現の一環
2.カメラの基礎
カメラの仕組みは、当たり前ではありますが「レンズを通して画素に光を届けること」で絵を結びます。この基礎を抑えたうえで、レンズを通してどのように光を持ってくるか?の絞りなどの概念や、届いた光をどのように受け止めるか?のISO値の設定などがあります。
光の量が足りないのであればその量を増やす(時間を延ばす、面積を広める)などの設定で調整でイメージに近い写真を作ります。写真=環境の光×カメラの受け止め方 で出来栄えが決まるので、環境の見極めとカメラの設定/扱いが重要です。表現に成否はないものの、光の扱いやデザインの知識が重要になる領域と考えます。
3.撮影の基礎
実際に撮影する際、撮影できる時間は無限にはなく限られた環境でアウトプットを出す必要があります。基礎を抑えておくとスピードは少し上がり、あとは経験の部分も多そうです。
・構図:被写体をカメラの枠内にどのように配置するか
・撮影:どのような設定、光の取り込み方でシャッターを切るか
・調整:光の色の付け方(ホワイトバランス)、どのように複数パターンの撮影を行い成功確率を高めるか
特に人物の撮影はポージングや表情は刻々と変わり、相手が"撮影モデル"の立場でない限り撮影時間は限られています。その中で最大限の魅力を引き出すためには、その前のコミュニケーションだったりポージングやファッションなど、様々な要素を変えて試してのトライが必要です。
少し学んでみただけで覚えることはたくさんありますが、体系的に整理してみるだけで物事の良し悪しの判断が少しずつ付けられる。すなわちPDCAが回せるようになっていくはず。自分はスマホの撮影からですが、その手軽さを武器にいろいろ試してみます!