考えを寝かせる

何事かを考えるとき、特に大きなことは一度考えて寝かせるというプロセスが必要だという話があります。自分なりの考えを含めて言うと「考えることはAとBを組み合わせる」ことだが「Aを寝かせることでBとの相関性を初めて考えられる」からだと思いました。

一度じっくり考える

まずは事象Aについてじっくり考えます。私の場合はノートに書いたりタイピングだったり。一度思いつく限りに情報を書き出して発散させ、グルーピングしながら抽象化し体系化していきます。

この時点である程度の仮説や自分の考えはまとまります。

寝かせる

私もついつい忘れてしまうのですが、ここで事象Aについての考えを一回忘れて別のことをします。A単体に着眼して掘り下げることは↑のプロセスで行っておりますが、往々にして物事が考えによって昇華するのは他の物事との組み合わせ。

ここで別のことをすることで、Aから一度思考を引きはがし、俯瞰します。

思いつく、解決に至る

Aから引きはがされた思考はBのことをどこかで意識した際に、AとBとの相関関係を見出します。この結果Aの考えがまとまる、というのがこの寝かせる論の要諦と思います。

寝かせる にあたってはお風呂に入っているときや、布団でボーっとしている時だといいますが、ゆっくりする際は頭が無意識に脳のメモリを整理し、その際に紐づけが行われるのかもしれませんね。


実際仕事でも、案件Aだけぐいぐい進めるのではなく、AとBとCを並行して頭を切り替えながら進めているからこそのひらめきや結論が出てくるのが、これまた思考の面白いところです。それでは夜も更けてきたので私も布団に。。

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たっち
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