東京・西新宿「山田屋」のカラシ本中華と半餃子
「本中華」って何だろう?
こんな疑問に「ちょっと高いインスタントラーメンでしょ」と解凍するのは50代前後でしょうか。
東京・西新宿の「山田屋」には「本中華」というメニューがあるんです。
その中でも頼んだのは「カラシ本中華」860円を頼んだんですが。
この店の自家製ラー油がたっぷり使われた麺でして。
ご覧の通りキャベツ、もやし、人参、キクラゲなど野菜がたっぷり載ってるわけです。
うま味たっぷりのラー油なので、口の中が痛くなるようないわゆる激辛とは違います。
とはいえ、かなり辛いのでまずはただの本中華から食べればよかったかなとも思ったりして。
併せて注文したのは半餃子3個で280円。
焼くのが面倒な餃子ですが、ビール飲みからすると1人前は麺を食べるのを想定すると多いわけで。
半餃子を選べるのは嬉しい。
そこに顧客オリエンテッドな姿勢を感じたりして。
帰り際に聞きました。
「なんで本中華なんですか?」
「うちではタンメンを本中華って呼んでるんです」
かつて東京・板橋にあった「山田屋」本店ではタンメンを本中華と呼んでいたらしく。
支店だった西新宿店もそれを受け継いだのだとか。
そうか、「本中華=タンメン」だったのか。
町の中華には、そんな歴史も刻まれてたりするわけです。