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【ASD】手帳3級取得の道⑤ (病名確定)
心理士さんから知能・発達検査の結果説明があった後、少し経ってから改めて精神科の先生から診断結果を聞きに行きました。
今回も重要な話なので妻も一緒です。
診断結果
👨⚕️「知能検査結果が出ましたね。IQ135。」
👨⚕️「東大生の平均が120だからぶっちぎりですね」
😀(マジで? じゃあ東大入れてくれや)
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※後でググったら、2004年にテレビ朝日の「テスト・ザ・ネイション」というIQテストの番組があり、そのとき出ていた東大生のグループ平均がIQ121だったというだけでWAISの検査結果ではないようです。
※この辺りの数値の話も思うところがあるので、そのうち記事にしたいですね。
👨⚕️「現在困りごとがあって、知能検査の数値が高く出た」
👨⚕️「ということは、自閉症スペクトラム障害であることをより確実なものにしているよね」
👨⚕️「確定だよね」
😀(あっさり)
無事、ASDの診断が下りました。
雑談
他にはこんな話をしてくれました。
(先生は唐突に雑談を始めるスタイルのようです)
👨⚕️「ASDは普通がわかりません。それで普通になろうとするために学習します」
👨⚕️「でも普通って学ぶものではありません」
👨⚕️「だから、普通であろうとすればするほど不自然になってしまいます」
😀(なんかわかるなぁ)
👨⚕️「普通とは何か。アマゾン奥地の部族の中には裸で暮らしている人たちがいます。彼らは服を着ていないのが普通です」
👨⚕️「一方あなたは服を着るのが普通だと学んできました。患者さんの中には裸になっても気にしない人もいますけどね」
👨⚕️「ASDは、他人から普通に見えるかどうかを常に気にしないといけない」
👨⚕️「だからいつも周りの誰かに面接をされているような感覚になります」
😀(だから大勢の人がいる場所では周りの目が気になって疲れるんだな)
他にも仕事をどうしていくかとか聞きたかったけど、クリニック全体が多忙のため、診察時間はそんなに取れないとのこと。
続きは心理士さんと話すことにしました。
😀「診断が下りたので診断書を出して欲しいのですが。職場に伝えるときに使うかもしれないので」
👨⚕️「医者からそう言われましたって伝えればいいのでは? 診断書って言っても病名書いた紙を1枚印刷するだけですよ?」
😀「そうなんですが、一応証明するものを見せた方が確実かなと思って」
👨⚕️「じゃあ書きますね。そういうところがASDっぽい(笑)」
😀(ぽいって何やねん)
ということで、以下のような診断書を出してもらいました。
確かに病名書いただけの紙ですね。
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まとめ
1月上旬に初診を受け、2か月で自閉症スペクトラム障害(ASD)の診断が下りました。なかなかのスピード感。
グレーゾーンではなくガチの発達障害という証明がもらえてよかったです。もしこれでグレーだったら、結局自分は何者なのかモヤモヤしっぱなしでした。
診断がついたことで「自分はこうじゃないかな?」「ああじゃないかな?」と悩む必要がなくなったのは大きいです。
妻としても、これまでの私の言動や、結婚当初のデリカシーのなさなど、「なんでこうなんだろう?」「なんでこういうことがわかってくれないんだろう?」と不思議に思っていたことが色々あったが、診断を聞いて納得したようです。
だからすべてOKという訳ではありませんが、一つ理由がわかったというだけで一歩前進。
あとはこの診断結果をどう使うかですね。
次回は診断結果を周りにどう伝えていったか、という話を書く予定です。
ではまた。