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【不思議な話】重たい音

今回は、母が体験したお話です。


私たちは、以前
父方の実家の家から
一つ挟んだ家に住んでいました。

父方の実家は少し大きめの日本らしいお家で
曽祖父と祖母と祖父が3人で住んでいました。

家と家の間には、父が仕事で使用するための
一軒家くらいの大きさの倉庫があります。

私たちが住んでいた家は
一階がリビング、2階が寝室のごく普通の小さめの家でした。

ある日の晩、母は
いつも起きない時間に目が覚めてしまいました。

一階へ降りて、キッチンで水を飲み
何気なくボーとしていました。


その時。


ドスンっ

と嫌な重たい音がしました。


家の中どこかで、
物ではなく人が倒れる音だと感じ

急いで2階へ戻りましたが、
子ども達(私)も寝ているので
何の音だったんだろう?と。



数分後、、


祖母が走って私たちの家に来ました。


曾祖父がお手洗いで
倒れて亡くなっていたとのこと。


じゃああの時の音が、、、
でも、その音は家の中で聞こえたような距離感だったはず。

聞こえるはずはありません。


あの倒れる音や、急に目が覚めたことは
曽祖父が、自分が亡くなることの
母への知らせだったのでしょうか。


私は子供だったので全く記憶はありません。


この話を聞いて
とても不思議に思いました。

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