
突然美少女にされた俺 黒い野獣の生贄 第一章
第一章 狙われた美少女
一 密室の夏休み
夏の日差しが窓辺から差し込み、カーテンの隙間を通り抜けた光が部屋に格子模様を描いていた。蝉の鳴き声が遠くから聞こえてくる。静謐な二十畳の洋室のベッドで、紺野千尋は眼を覚ました。
「なに、これ…」
千尋は自分の声に違和感を覚えた。男のはずの声が、女性特有の高く澄んだ音色になっている。慌てて身体を確認すると、着ているのは女子用のピンク色のパジャマで、ベッドカバーまでピンク色に変わっていた。
胸元に目をやると、そこにはふたつの柔らかな膨らみ。手で触れてみると、間違いなく女性の胸だった。
ここから先は
24,754字
これから、官能小説を書こうと思っている方や、書かれている方の一助になれれば幸いです。一緒に業界を盛り上げていけるよう、頑張っていきましょう!!そういう意味で、いただいたサポートはクリエイターとして貢献できるように、活動費に使わせていただきます