伊豆沼二日目 11/30/2024

爆焼け

 伊豆沼湖畔にて仮眠し蕪栗沼へ。蕪栗沼での朝の霧景色に心が惹かれていどうも何かおかしい。
 蕪栗沼に到着すると背面東側が異常に赤い。やっと撮影場所の選択失敗に気付き、伊豆沼に引き返す羽目に。最近どうも思い込みで、心の切り替えが容易で無い。何かの危険信号?

 焦る、焦る、赤い空が後から迫って来る。ギリギリセーフで北側湖畔のサンクチュアリーセンターに駐車し機材一式と下見した湖岸近くへ走る。
 先ずは歩道からマガンの群を狙うが、三脚を据える音にさえ彼らは反応し一斉に飛び出し開始。そんなバカな40m程の距離があるではないか。何と敏感な。これでは中望遠ですぐ横から狙うなんて100%無理。
 気を取り直し湖岸寄りの位置へ行くも、当然目の前にはマガンさん達は不在。しかし落ち込んでいる場合では無い、目の前は真っ赤、撮るのだ、何でも良いから撮る。

119mm f5 1/400sec iso1000 / 06:18 26 Nov. 2024 ©Kirrylog

 素晴らしい朝焼け。今夜は気圧の谷通過の荒れた天気予報。当然今朝は焼け期待の東向きの撮影とすべきだったのに、無駄な移動時間を費やしてしまった。

116mm f13 1/800sec iso1600 / 06:39 26 Nov. 2024 ©Kirrylog

 西端堰堤から東一方を望むのとは違い、沼中央部からは左右の様子に気を配る必要が出てくる。また鳥との距離は近くなるが飛翔の数と撮影確率も半分に、また背景強さからか画面緊張感も減少する感がある。まぁ希望の水辺からである、多少の不具合は目を瞑って何とかしなければ。あぁ後頭部にもう一つ目が欲しい。

162mm f16 1/800sec iso1600 / 06:42 26 Nov. 2024 ©Kirrylog

 日の出と共に飛び立ちは終了。昨日よりも飛翔数・時間も減少している様に感じ、まだ焼けの残る湖畔が何処となく疎ましい。

 夕方から曇り予報から夕焼けのねぐら入り撮影は諦め、近くをのんびり観光をする事に。昨日蕪栗沼でお話した方に勧められた南三陸か松島、または今季行けていない紅葉終了の鳴子? 時間の制約無いお気楽観光。

松島 西行戻しの松公園  / 26 Nov. 2024 ©Kirrylog

 松島は初めての訪問、日本三景と言われるだけあって実に風光明媚。紅葉と松の対比も美しい時期。気ままに車を走らせる、平日のノンビリ感が何とも心地良い。

松島 扇浜  / 26 Nov. 2024 ©Kirrylog
松島 萱野ヶ崎  / 26 Nov. 2024 ©Kirrylog

 牡蠣やアナゴの看板に少し心がそそられたが、明日の最終日を前に体調崩す訳にもいかず、後ろ髪を引かれながらも内陸方面へ。
 7月の山形豪雨にて陸羽東線一部運休とは聞いていたが、実際目にすると何とも言い難い気持ちに。

陸羽東線 一部運休中  / 26 Nov. 2024 ©Kirrylog

 来年はいつもの様に、紅葉の中トンネルから出て来る電車の姿を…….

落葉進む鳴子 / 26 Nov. 2024 ©Kirrylog

さて明日は最終日、予定の雨上がり霧の朝を迎えられるのか?

30 Nov. 2024 ©Kirrylog


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