蕪栗沼ねぐら入り 11/29/2024

 朝の撮影を済ませ伊豆沼一周のロケハン。湖畔は雑木や雑草・葦に覆われ沼地という事もあり、簡単に水辺には近づけないと判明。その上の渇水状態が恨めしい。地元の方に聞くとこの時期は水位はこの程度との事。

伊豆沼前沼 淡水魚館周辺 / 09:35 25 Nov. 2024 ©Kirrylog

 これでは想定の前景に枯れたハスまたは葦藪を置いて、ハクチョウとマガンが深い霧の中順光でワッサワッサと水の上でおしくらまんじゅうをし、一斉に横方向に飛び出すの図は無理なのかもしれないと到着早々諦めの心持ち。
 もう一つの目当て枯ハス景色は、ハス残りの場所が意外にも少ない上に残り葉も多く、幾何学的茎ラインがイマイチ映えない。逆光なので目立たないがオオハクは水底での食事に一生懸命で顔を出しても頭は泥で真っ黒。

180mm f7.1 / 07:40 25 Nov. 2024 ©Kirrylog

 伊豆沼北側で見つけたピラカンサ、"トリコロールな午後"とでもしたくなる青い空、オオハクは既にお昼寝

27mm f14 / 25 Nov. 2024 ©Kirrylog

 気を取り直して蕪栗沼(かぶくりぬま)へ。ここも駐車場がわかりにくいが清潔な簡易トイレが設置されており地元自治体の強い環境保全へ姿勢が感じられた。個人的には北側駐車場がお勧めに感じる。 どうも最近オジロが出ていた様で、大砲抱えたG様達が出たり入ったり。折角なのでマガンの"ねぐら入り"をココで観察する事に。
 蕪栗沼は周りが葦原でエリアはかなり広いが水面積は意外と小さい。西側の駐車場にて地元の方に湖畔に近づきたいのだけど?と聞かれた。それはこちらが聞きたい位で、要はココも近づくのは容易では無い事がわかる。水鳥達への環境保全されている証。

70mm f13 東側堰堤北寄り / 10:35 25 Nov. 2024 ©Kirrylog

 日が沈み始めると、どこからともなくマガン様御一行の"ねぐら入り"が始まる。飛び立ち程の派手さは無いが、結構な数の群れでの帰巣は見ごたえ十分。北側か南側か迷う所だけど、広い伊豆沼より蕪栗沼での"ねぐら入り"観察が正解なのかも。

125mm f13 1/400sec iso100 / 16:03 25 Nov. 2024 ©Kirrylog

 ”ねぐらに入り”終了と思いカメラを撤収したら、何かの攻撃を受けた様なイキナリの一斉飛翔開始。既にカメラにはPLとレンズキャップが付いており、アタフタしまくりで結局外す事が出来ずに撮影終了のベルが鳴ってしまった。毎度の事だけど最後まで何が起こるのか未だ想定出来ないのが悔しい。

180mm f9 1/200sec / 16:21 25 Nov. 2024 ©Kirrylog

 無事初日終了。さて明日の朝はどこで迎えるか今だに悩む。

29 Nov. 2024 ©Kirrylog


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