7月に読んだ本


※内容のネタバレあるので注意※


9割BL小説。あとはキャラクター小説とか。
私が読んだ順番にご紹介しているので、BLとキャラクター小説で分かれていません。




1. 白家の冷酷若様に転生してしまった 2/夜乃 すてら 先生

前巻で完結したと思ってたから、2巻がでて大はしゃぎ。
なんだかんだあり、死んだことになっている主人公のその後、昔から付き合いのあった家のお父さんがどうやら悪い狐に騙されてるらしいのでやっつけに行きます。
可愛い狐も仲間に?下僕に?なったので可愛さ増し増しになった。この狐が食べ物に釣られる頭ゆる〜い子なので本当に可愛いけど、主人公から釣れなくされてびーびー泣いてるのが良い。飴と鞭。



2. 双子の王子に双子で婚約したけど「じゃない方」だから闇魔法を極める 2/福澤 ゆき 先生

これも、前巻で読み終わってなんだこの終わり方は!!!とブチギレたので続きが出てくれてよかった。
天才だった双子の弟が自分を助けるために全てを代償にして助けた負目もありつつ、日々平穏に過ごしていた主人公はいよいよ故郷に帰ることに。
嫌な思い出しかないけれど、迎えられるとどうやら歓迎してくれているようで主人公は舞い上がってしまう。
そんな中、魔法の天才だった弟は魔法をうまく使えなくなったことで前以上に勉強漬けで顔色も悪くなるし…。
どうなることやらと思っていたけれど、きちんとみんな幸せ!に終わってよかった。



3. 異世界転生したけど、七合目モブだったので普通に生きる。 2 /白玉 先生

いよいよギルくんのお家へ…!そして両親と対面。どうやらギルくんが(元の乙女ゲームの世界で)無表情なのは母親のせいらしくて…!?
どんどん周りの乙女達を腐女子のお姉様にしていく2人だが、しらないうちにお姉様方がチームを組み始めたし、ギルくんのお父さんはアルに恐怖していてこのズレに笑ってしまった。
次巻ではいよいよ母親とバトルか!?
かってに2巻で完結だと思っていたので、読みながらあれ?もしかしてこれ次もある?と勝手に嬉しくなった。楽しみ〜〜



4. 幸せになりたいオメガ、騎士に嫁ぐ/伊達 きよ 先生

友人がおとぎ話のような出会いで騎士と結婚したことで、俺も!!と意気込んで話しかけた見窄らしい男(主人公は勝手に騎士だと思っている)猛アタックの末、出会ってたった1日で結婚して、男に連れられ家に行くとこれまたボロっとした山小屋だった。
男の言う通り騎士ではなく木こりだった!!
超ガッカリして(失礼)騎士ではなかったと大泣きし(失礼)泣き疲れた果てに寝てしまった主人公。寝て起きるとすっきりして、じゃあここで幸せになってやるー!!!と木の勉強してどうやって売ったらいいのか勉強して、と2人の関係もどんどん深まっていく。
主人公が無駄にポジティブなのがいい。最初は失礼なやつだな!と思ったものの、そこで落ち込んだままで終わらずに自分に出来ることをキチンとこなして行くのは好感が持てた。
あと普通に、攻めが主人公にメロメロなの、萌えです。



5. ゲームの世界に転生した俺が○○になるまで 1/藤原 チワ子 先生

BL転生モノでMMORPGに転生するの珍しい。大体はそのままBLゲームだったり乙女ゲームに転生したりするので。
まぁそのせいもあり、この1巻ではあまりBLはしてない。
主人公が転生した世界では転生者が認知されていて、それに関する決まりもキッチリ決まっているし、転生者はキチンと報告する義務なんてものもあるらしい。主人公は山奥に住んでいたこともあって、それを知らずにずっと暮らしていて、戦争を期に村を出て転生者だと認識された。
そして主人公が組みしている国は転生者が1人もいない国らしく、相手は転生者がごまんと居る。どうやらそれにも訳があるらしく…!
MMORPGらしく、主人公より強いプレイヤーなんてたくさんいるし(そもそも主人公は戦闘プレイヤーじゃないし)この先どうやって主人公達は幸せになってくのか想像つかなくて完結まで楽しみ。



6. ゲームの世界に転生した俺が○○になるまで 2/藤原 チワ子 先生

そして2巻。こっからガッツリBLになる。
そこでちょっと面白いのが、この世界では行為をした際に受けた方が攻めの血縁に入ると言うことになるらしいので、美形の王子様を主人公が犯したとしたら王子様はもう王族じゃなくなくなってしまうという事。
相手は王族で年下で国の人たちからよろしく頼みます!と頼まれた身なので告白されてもフっていた主人公だがついに陥落。そして自分が攻めだと思っていたけれど、上記の関係から受けに。
そして色々あって年齢のことも関係なくなってしまった。
残るは戦争だけ…。いまだに主人公達の命を狙う転生者達がいるので、次巻でついに決着が着くのだろう…。
幸せになってくれ…。



7. 記憶喪失の公爵は幼馴染み陛下に溺愛され二度目の初恋におちる /藤崎 都 先生

毒を煽ったせいで記憶を失ってしまった主人公を助けてくれた男のおかげで日々を過ごすことができているが、男はどうやら主人公に記憶を取り戻してほしくないらしい…?
攻めが過保護すぎるので終始、甘々ストーリー。
主人公が危ないシーンがあるけれど、それもスッ…と終わって攻めに助けられて記憶を取り戻してハッピーエンドで終わった…。
もっと回収してほしいところあったけど、どうなっちゃったの!?



8.レーエンデ国物語/多崎 礼 先生

講談社のTwitterですごい推してくるから、面白そう〜😆と思って読んだら騙された…
不思議で美しい森、だけど呪われた地レーエンデに父と向かった主人公が、大きな戦争に巻き込まれていく。
正直前半は話のスピード感が私と合わなくて、前に紹介した7冊の中で一番先に買ったのに、チビチビとしか読めなかったけれど、後半になるに連れてどんどん面白くなっていって、後半はほとんど一気読み。
あぁ!なるほど!じゃあここで主人公が助かって病気もなくなってトリスタンも助かって2人は結婚して終わりか!!とワクワクしてよんだらそんなことなかった…。騙された…。
こんな、こんな終わりって…………
幸せな人生を送ったけれど、本当に主人公が望んだ人生じゃなかったかもしれないと考えると、これは本当にハッピーエンドなのかな、と考えて勝手に落ち込んでしまう。トリスタンが消えてくシーンなんて衝撃で涙すら出なかった。
こんなことって……



9.転生ドクターは砂漠の薔薇となる/春原 いずみ 先生

前に似たタイトルがあったなぁ〜と思ったら同じ世界線の話らしい。
元々異世界出身だったのを知らずに育って、日本で好きな人と結ばれたと思ったら異世界に帰ってきてしまう。
そこで出会った皇子にやられ、子供を孕んだと思ったらその子は好きだった男にそっくりだった…。
皇子ヤな奴!と思っていたけれど、ラストでは神官さんと結ばれてよかったね。
そして無事日本に帰って来れた二人と息子、突然いなくなって子供を連れて帰ってきたせいで周りからの反応は微妙なものだけど、強く生きて…。



10.はなれがたいけもの 想いは通う/八十庭 たづ 先生

前巻で、16歳以降の記憶をなくしてしまったディリヤ。誰も彼もが敵に見えて、国を何も言わずに出て行ってしまう!前巻そんなところで終わって、とても気になっていたのでその後がすぐに始まるかと思ったら、まさかのディリヤの父母の話から始まる。
ディリヤのお母さん、すごい強いしいい人だ…。
そして、そこでディリヤの過去が封印された理由を知ることに。
ユドハがなんとか追いつき、二人で国に向かって旅をしていくうちに、だんだん記憶を取り戻していく。
全てを思い出して国に戻って、お父さんと和解できてよかった。アシュ君最強!
いつかアシュ君も大きくなると思うと、悲しくなるね…永遠にちっさいままでいて欲しい…。



11.呪縛の血族/夜光 花 先生

去年の11月に発売されて、発売日には既に買っていたのだけれど、ラストページをチラッと見て、攻めが女と婚約してたのを確認して、こりゃ最終巻が出るまで耐えられないと思い積読してました。
ついに最終巻が発売されたので、一気読み!
この巻で言えることはもう一つだけ、ジークフリート様😭死んじゃやだ…。です。
沢山の人を殺して捕まったけど、マホロ君にとってはただ一人の家族のような人。
その気持ちを分かってはいるけれど、俺とジークどちらを取るんだ!と怒るノア先輩。
そしていよいよ、ノア先輩がジーク様を殺してしまう。そこからぎごちなくなる二人の関係。
まさか最終巻前でこんな事になるなんて思わなかった。これ、ハッピーエンドになる?



12.始祖の血族/夜光 花 先生

そんなこんなで、最終巻!
正直、前の巻を読むまではノアとマホロを応援してたのだけれど、前巻がショックすぎて今回で全てリセットされて、闇と光の血族がいなくなり二人が幸せにやっても、でもジーク様が…と影がチラつく。
前の少年は神シリーズでもランスロット√の話を書かれたので、今回もぜひジーク様√の話を書いて欲しい…。ジーク様救われてくれ…。



13.海神の娘/白川 紺子 先生

海神に選ばれ、海神の島に住む娘たちが託宣を受けて島々の領主の元へと嫁いで行く。そんなファンタジー婚姻譚が4編。
領主によって、幸せになるか不幸になるか様々だけれど、この4編では幸せになった話ばかり入っているので安心。文章もキレイで、ずっとなんだか不思議〜な気分になるので、涼しい気分になりたい時に読むのオススメします。
是非他の婚姻譚も読みたい。なんなら不幸になった話でもいい…。人生色々。



14. わたしの幸せな結婚 七/顎木 あくみ 先生

いよいよ結婚!
この作品を読んでない人に言われた、まだ結婚してなかったの?
はい、まだ結婚しませんでした。色々あったので…。
そんなこんなで結婚当日。最初から最後まで幸せいっぱいかと思いきや、ちょっとした事件も…。
そして思ってもなかった妹からの手紙に吃驚。ちょっとツンデレっぽくてかわいらしくなっていて、今の暮らしのことも書いてありなにより。
本当に最終的には妹も笑顔でお話しできるようになって欲しい。
まだまだシリーズ続くようで嬉しい。
そんな未来もあるかも!



15. 蒼き太陽の詩2 アルヤ王国宮廷物語/日崎 アユム 先生

本当はいい人だろ!と思っていた総督が殺されちゃった…‼︎そこから一気に帝国との戦争に。しかも帝国の内通者が十神剣内に居る!?
たった一巻で前巻と状況ががらりと変わってしまったけれど、ユングヴィに赤ちゃんが出来たり、弟が実はヤバい奴なのが分かったりして内も外も大変。
次で最終巻との事だけれど、一体どうなってしまうのか!?ソウェイルが王様になるの!?戦争には勝てるの!?
楽しみです。



16.怪談都市ヨモツヒラサカ/蒼月 海里 先生

学校にも親にも不満があってここではないどこかへいきたいと思っていた南美はある日、亜莉沙という美しい少女に出会った事で事件に巻き込まれて行く。
九重さん、もう出て来ないと思っていたらまさかの続投で嬉しい。
蒼月作品にもついに百合が!?と思ったけれど、まぁ亜莉沙は心は男の子なので、これから二人できちんと友達としてもお付き合いしていければいいなぁ。



17. 下町九十九心縁帖/佐々木 薫 先生

壺を割ってしまった事から、付喪神たちの姿がはっきりと、しかも動物姿で見えるようになってしまった主人公が、割った壺に付いていた付喪神のために他の付喪神たちの悩みや願いを叶えていくお話し。
付喪神たちと交流していくうちに、主人公自身も人と関わりを持って行くほっこり話。
付喪神と人間の時間の感覚が合わないせいで、色々ある話もあってそりゃそうだとなんか納得。



まとめ

月末にコロナになってせいで更新できなかったの悔しい〜!
そして夏になって早々、夏バテになり、本を読む元気もなかったせいで7月は17冊しか読めなかっです。
もう8月になりましたが、まだ1冊も読めてません。
やはり体力をつけないと何も出来ないんだなと実感。
お散歩から始めようと思います。

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