5月に読んだ本



※内容のネタバレあるので注意※


9割BL小説。あとはキャラクター小説とか。
私が読んだ順番にご紹介しているので、BLとキャラクター小説で分かれていません。



1.意地悪な母と姉に売られた私。何故か若頭に溺愛されてます 4/美月 りん 先生

ずっと菫に反抗的だったマサが心開く時が…!
そして桐也の叔父貴の娘(幼稚園生)を預かる事になった2人。見た目は可愛らしい女の子だけれど、さすが?極道の娘。園児とは思えない大人っぷり。ませてると言うより、記憶保持したまま人生2回目になった?と言うくらいには大人。
年上のマサが年下かな?と言うほど。これはマサがやばいのか、娘ちゃんが大人すぎるのか…。
そしてラストには2人の子供フラグが…?
でも周りがまだ穏やかじゃないのに子供が産まれて大丈夫か?ただでさえ今回誘拐騒ぎがあったのに…😢



2.やり直しの世界で騎士団長と恋を知る/chi‐co 先生

少し苦手だった同じ年の騎士団長と、魔獣の調査に向かった主人公。魔獣に襲われていた所を助けられたが、団長は助からない傷を負ってしまった…。
そして気付くとパラレルワールドにいて、文官だったハズなのに騎士の副長になっていた!?
死の未来を回避すべく、奔走する主人公だが…。
どんな世界になっても主人公のことが好きすぎる騎士団長。
未来がわかるからこそ、絶対死なせないと全部を使って助けようとする主人公。
転生とは違うけれど、パラレルモノとしてとても楽しめた。



3.わんと鳴いたらキスして撫でて/伊達 きよ 先生

ストレスや気持ちの高揚でポメラレニアンなってしまう碧はその体質を使ってポメ派遣サービスで働いていた。そんなある日、VIPから指名が入ったと言われ、派遣先に向かうと推しに推していたアイドルが目の前に!?
クールなのに自分といる時だけデロデロになる攻めと、推し&彼氏の顔が顔面国宝すぎて肝心な時にポメになってしまう受けが可愛すぎる。
2人が離れてしまってからは、はやく、くっついてくれ…としぼしぼ読んだけれど無事くっついてからは幸せポメ摂取タイム。
もうこの2人がイチャイチャしてるだけでもう一冊でないかなぁ〜
ポメガバース本当にもっと作品増えてくれないかなぁ…。



4.聖女召喚に巻き込まれた奴に更に巻き込まれたら、コミュ障の白銀の騎士様が離してくれない/緑虫 先生

タイトルまんまだけれど、召喚に巻き込まれた人にさらに巻き込まれてしまった主人公。移転途中に2人と逸れてしまい、自然のなかに落ちた主人公と出会ったのはイケメンだった…。
内容あるようでない、ひたすらヤッてるタイプの異世界BL。同じ世界から召喚された女の子と男性。女の子は元の世界に帰り、男性の方は別の男性と無事?結ばれて幸せカップルが二組も誕生。
魔王を倒す!と言う話もあったけれど、魔王が可哀想なくらいあっさり倒され、じ、じゃぁこれから話どうするの…?と不安にもなる。
何とかなってよかったね…?



5.売れ残り異世界奴隷ライフ/朝葉 紫 先生

気付けば異世界にいた主人公。森を彷徨っていた所を商人に拾われる。奴隷になってしまった主人公だが、自分の価値を高めるべく勉強したり、子供たちの勉強を見たり、現代の知識を使って、商人と2人あちこち行く仲に!
そして好きになってしまった…奴隷と主人なのに…。
前向き主人公なので、奴隷という身分だけれど読んでいて悲壮感もないしストレスもない。
読了後、タイトルみると笑ってしまう。確かに売れ残りだ。



6.転生した脇役平凡な僕は、美形第二王子をヤンデレにしてしまった/七瀬 おむ 先生

攻略激ムズ乙女ゲーの脇役従者に転生したエミルは主人であるアルベルトのハッピーエンドでしか生存√がない。生き残るため、乙女ゲームヒロインのマリアと主人をくっ付けようとするけれど…?
マリアとのハッピーエンド√を無意識に自分が通っていたと気付いた時にはもう遅い。見事にヤンデレの完成。
マリアvsアルベルトが面白すぎる。
多分マリアが目を光らせているうちは監禁√には入らないだろう…。



7.輝ける金の王子と後宮の銀の花/名倉 和希 先生

小国の王子である主人公は人質として大国の後宮に入っていた。王は男に興味ないようで、1人孤独に後宮で過ごす主人公だったが、ある日国の第三者王子があらわれて…!?
側妃の罪を暴くべく、利用しようとしていた王子だが主人公に惹かれ、その役目から下ろそうとする。
そして利用されていたと知っても好きだから協力する主人公。
主人公がほんわかしてて可愛い。あと王子のお母様が本当にいい人で…😭
本当に幸せに生きて欲しいカップルすぎる。
名倉先生名物、主人公が好きすぎて様子のおかしいタイプの攻めではないけれど、好きすぎるのは変わらず。溺愛最高!



8.出来損ないの次男は冷酷公爵様に溺愛される 2/栄円 ろく 先生

前巻で実家と王子の悪事を暴いた主人公たち。2人結ばれてハッピーエンド…と思っていたらまさかの2巻が!?
攻めって前の巻でもこんなに過保護だったっけ…?過保護が行きすぎて、そこに居てくれるだけで良いという攻めと、攻めの役に立ちたい主人公。
すれ違う2人だったが、事件が起きて…!!
久々にスッキリするBL読めた。ざまぁとは少し違うけど、勘違い男を言葉で退治する主人公。
守らなきゃと心配で主人公を閉じ込めていた攻めだったが、反省し、主人公の世界を広げてくれてよかった。



9.異世界Ωと白狼領主の幸せな偽装結婚/榛名 悠 先生

Ωであるゆえに元の世界で職を失い、しかもΩ狩りにあってしまう。そんな時謎の声に呼ばれ、異世界に飛ばされてしまう。そして“漆黒の花嫁”として呪われた領主の白露に嫁ぐことに…。好きではない人と結婚したくないし、子供なんて産みたくない!という主張を呑んでくれて、次の満月までに好きにさせてみせる!好きにならなかったら元の世界に帰っても良いと言われ、領主の家でしばらくの間過ごすことに。
モフモフ弟くんが可愛すぎる、頭の中でコロンコロン転がる子犬(狼だけど)が想像できて最高。
このまま幸せゴールインかな?と思いきや、元の世界から主人公の知り合いαが登場して…!?
根は良い人なんだろうけど、自分が正しい系の人で好きにはなれなかった…。この人と結ばれなくてよかった。



10.ポメ耳絵本作家は見習いパパと愛情ごはんをいただきます/葉山 千世 先生

耳付き症という病気(?)を高校生の頃発症した主人公は周りからの差別を感じながらも絵本作家とカフェの店員として働いていた。
店の中までも差別的な人が入り込み、最近は特に困っていた時に助けてくれたのは担当の白石。
ある日白石の従姉妹が亡くなり、その息子を2人でお世話することに!?
主人公の初恋の人が、ずっと主人公を“可哀想な子”と思って接してるのがすごい感じられて頭にくる。前の男と同じように普通にしていればいい人なんだろうけど…。
やっぱり小さい子供が出てくるBLはほのぼのでいい。色々癒しで中和されるからね。



11.海神の娘 黄金の花嫁と滅びの曲/白川 紺子 先生

昔から小競り合いの絶えない隣り合った二つの島でおこる、領主と海神の娘・そしてそれを取り巻く人々の話。
前巻は短編があって別々の海神の娘の婚姻譚だったが、今回は一本の長編。
章ごとに語り手が違うけれど、全て読み終わると3世代の因縁だったり、報われない愛の話だったり。
この島の人たちは幸せになっちゃいけないんですか…?と言うくらい不幸が次々起こる。
次、次が出る時は幸せいっぱいな娘の話が読みたいなぁ



12.竜王の婚姻 黄金の獅子と白銀の狼 上/佐伊 先生

男の体だけれど妊娠可能な惹香嚢という臓器を体内に持っているセナ。そんな体のせいで王子なのに1人牢に隔離されていたセナはある日父王に呼び出され、帝国の皇帝に嫁がせると言われる。
男ということを隠して、国の平和のため死を覚悟で帝国へ向かったセナだが…。
BL要素を抜いても超重厚ファンタジーとして面白すぎる。
この惹香嚢という臓器が超重要で、食べるだけで健康になるし寿命も伸びる。だから狩られたりした時期があったらしい…。
そこを知った上で話を読み進めるとど、どうなってしまうんだ!?とワクワクする。
それに上巻のラスト。ここから幸せになるんですか!?



13.嫌われ者の転移者は、出戻った異世界で溺愛される/てんつぶ 先生

13歳の時に異世界へやって来た主人公は、厨二病全開で我が儘放題で、案の定嫌われていた。
そんな主人公だったが、密かに思いを寄せていた騎士に嫌いだとハッキリと言われ絶望していた所を誰かに殺されてしまう。しかし何故か日本に戻っていて、普通に生活し、あの時から15年経った。
職場でも厨二病時代を揶揄われ、急いで帰宅した次の日、また同じ異世界に戻っていた!?
あの黒歴史を隠すべく、今回は平々凡々に暮らすつもりが、自分を振った騎士が距離をぐいぐい縮めてきて…。
愛が捻くれている騎士と、愛に飢えていた子供時代を過ごした主人公。あんなにこっ酷く言ったのに、実は好きでした…ってマジ!?
うーん、頑張ってくれ…。



14.花の魔法使いは御前試合で愛される/伊勢原ささら 先生

花を咲かせる能力を持つ花術師のリュカは幼馴染の2人と遊んだりしながら平和に暮らしていたが、父の死をきっかけに別れてしまう。
それから数年後、とある村で細々と暮らしていた所に幼馴染の1人、エリオが現れて…!?
あらすじ文通り、ハッパーシンデレララブで最後まで幸せいっぱい。
自分に自信のないリュカがどんどん自信をつけて花を咲かせられるようになってよかった。
というか、花を咲かせる試合ってなんだ?と思っていたけれど、なるほどね、そうするんだ…。



15.准教授・高槻彰良の推察10 帰る家は何処に/澤村 御影 先生

完全に読んだ気でいた10巻。
読み終わってサブタイみたら、う、うわぁ〜〜〜〜…。
高槻と同じように行方不明になり、後日、遺体で発見された少年。その背中は皮膚が剥がされていた…!
妙に似た状況なのだけれど、高槻には自分とは違うと確信していて。
ついに先生が一歩踏み出す!本当に天狗に攫われたのか、全く別の事件に巻き込まれていたのか。一気に物語が動いた感じがして楽しい。
それにしても、尚哉はもう1人の先生と普通に話せるようになってて友達じゃん……。
そして先生のお母さん、怖……。



まとめ

竜王が分厚上下巻で、終わらないで…という気持ちとここからどうなるんだ…という気持ちがごちゃまぜになる。
まだ下巻途中までしか読めてないけれど、これって…セナはどっちが……

新潮から出てるWikipediaのやつ…面白そうでいつも買おうか悩んでます。『熊嵐』、気になる。多分もう明日には買ってるかも。

本に全く関係ないはないけど、今月は色んなアプリゲームが出過ぎて1人あわあわしていました。どれも楽しいなぁ。

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